アサヒディード 利用者の快適度「大変良い」評価

ホール経営企業の(株)アサヒディード(本社/大阪市・板倉行央社長)の「イルサローネ藤井寺店」は7月、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)でA評価を取得した。CASBEE(キャスビー)とは、建築物の環境性能評価システムであり、国土交通省の主導により、2001年よりスタートした評価制度。設計段階から環境配慮型店舗を目指したイルサローネ藤井寺店は、5段階中、2番目に高い「A評価(大変良い)」を取得した。

同店の評価内訳において、「エネルギー」に関する項目が5点満点中4.3点と高い評価。店内の湿度や温度、二酸化炭素濃度をセンサーで感知、自動的に空調効率の良い働きで店内環境を整えているシステム。また、ミストアタックと共に自己発電で電力を賄える「GHP(ガスヒートポンプ)」を導入、節電に大きく貢献している。その他、壁面緑化、全館LED、分煙体制(禁煙の休憩所設置)、空間のゆとり(天井が高い)など、高評価につながった。

今回のCASBEE認定は、地域と一体となった店舗展開、CSR活動として同社の掲げる「地球環境への貢献」の一環となっている。