アサヒディード 全社方針共有会を開催

(株)アサヒディード(本社/大阪市中央区)は11月27日、大阪市住之江区の「フクラシア大阪ベイ(ホテルコスモスクエア国際交流センター)」において、「アサヒディード全社方針共有会」を開催。昨年、同社設立50周年を節目として、チャレンジシップフォーラムを終了し、今後のアサヒディードの発展成長に寄与していく従業員と会社の将来について共有していくための大会としてスタートした。

同大会にはグループ11店がエントリーし、テーマ「増客-地域のお客様との共生をはかる-」を壇上店舗3チームが、従業員229名(ご家族9名)の前で発表した。板倉行央会長は、業界を取り巻く環境の厳しい中において、依存問題対策が最重要と説いた。「パチンコ業界は行き過ぎた射幸性によりユーザーや、売上も減少させる事になりました。射幸性が高くなると、やはりパチンコはギャンブルと思われ、業界のイメージも悪くなります。中でも依存問題は深刻ですが、そもそも娯楽は依存するものと思っています。我々はパチンコの持つ依存性を理解した上で、営業をしていかなければなりません。娯楽の無い寂しい社会は誰も望んでいません。リスクを完全に取り除くのは不可能ですが、軽減していかなければならない社会的責任があります。お客様が安心してご遊技して頂ける環境作りが必要不可欠であると考えます」(要旨)と、社会との共生そしてイルサローネのブランド価値をさらに高めていく事を強くメッセージした。

全社方針共有会は、チーム東住吉の野望「大阪府下稼働率TOP10への道のり」、イルサローネ大和田店「全てのお客様を大切にしたい」、イルサローネ泉佐野「イルサローネと繋がる地域の輪」の中から投票。結果、イルサローネ泉佐野の取り組みが得票を集め、最優秀となった。イルサローネ泉佐野チームは、地元とのつながりについてどうアクションしていくかを、実際に地元の議員や自治体を訪ねてアドバイスを受けた。そして地域の清掃活動への参加、地元の祭りの裏方ボランティア。店内ではお客様向け地域MAPと地域の活動新聞の掲示などを紹介した。地元の人々と一緒に活動した体験を伝え、共感を集めたようだ。

同社は1946年に創業。1954年、大阪市中央区にパチンコホール1号店「銀星」オープン。1967年、(株)アサヒスポーツセンターを設立し法人化。以来、創業の精神「信用構築、永続発展、変化即応」を起点として、地域と共に成長を続けている。会社設立51周年(創業72周年)を迎え、「より多くのお客様に喜ばれる娯楽を通じて豊かな暮らしを実現します」という経営理念のもと100年企業目指しチャレンジを続けている。