【総会】岩手遊協 公益事業団体に60万円を寄贈

岩手県遊技業協同組合(工藤嘉理事長)は5月24日、盛岡グランドホテルにおいて、2022年度通常総会を開催した。

工藤理事長は、「業界全体が非常に苦しい中、それぞれが個を主張しては、何も改善はされず、またそれぞれが目先の利益を追求していても、やりがいとしての未来を切り拓く事はできません。厳しい状況にあるからこそ、業界全体の団結が不可欠であります。そして、今、こうした苦境にあっても、歩みを止める事なく、遊技業の基本理念である身近で手軽な大衆娯楽の確立に向けて前進する姿勢が大切です。それが業界の発展に向けた唯一の道だと思っております」と総親和を呼びかけた。

総会に先立ち、永年勤続従業員の表彰式を開催。30年勤続4名、20年勤続25名、10年勤続37名の計66名の受賞者名を読み上げ、各1名が代表して表彰を受けた。

その後、岩手県警察本部より、菅野一也生活安全部長が出席。菅野部長は、「皆様には引き続き新型コロナウイルス感染症防止に配慮していただくとともに、パチンコ営業が健全な娯楽として広く国民に親しまれるものとなりますよう、営業の健全化に向けた一層の取り組みを推進されますよう祈念申し上げます」と祝辞を述べた。

寄付金の贈呈では、公益財団法人岩手県暴力団追放推進センター、社会福祉法人岩手県社会福祉協議会、公益社団法人岩手県防犯協会連合会の各代表者に寄付金各20万円の目録を贈呈。この浄財は、各ホールが参加して「県内一斉のファン感謝イベント」を開催しており、この事業金の一部を寄付金に充当して毎年、公益事業団体に継続寄付している。なお、議事では、2021年度の事業報告・収支決算、2022年度の事業計画(案)・収支予算(案)等の各議案を可決した。