RSN 8月相談数296件

ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関紙さくら通信9月22日(第173)号で7月の相談数は296件(支援室40件含む)と発表。日中(10時〜16時)167件(支援室21件含む)、夜間(16時〜22時)129件(同19件含む)。7月期の年比較では、2019年8月363件、2020年8月315件で推移。前(7)月の256件から40件増加した。RSNは昨年来、感染状況が厳しい沖縄県に事務所があるため相談体制を緊急事態用として在宅対応している。2006年4月からの累計4万2061件とした。

相談(初回130件・44%)の集計では、本人からの相談は110件(85%)、家族・友人20(15%)。本人性別では、男性81(74%)、女性29(26%)。本人相談経路(110件中)では、ホール内ポスター56件、インターネット26件、不明・拒否11件、ホール配布物8件、その他2件、他の相談機関2件、ホール関係者2件、ホール折込チラシ1件、ATM啓発メッセージ1件、家族・友人・知人1件。

依存の問題の支援に携わる人たちの勉強会の2021年度第4回目となる「依存問題基礎講座」は、10月3日(日)にZoom勉強会として開催を予定している。「時代の変化と当事者活動の変化」と題して、宮永耕氏(東海大学スチューデントアチーブメントセンター准教授)が中心となり、当事者性や支援者と当事者活動の協働のあり方について考察する。参加費は無料だが、9月30日(木)まで(定員約30名想定)にメール等による参加申込が必要(http://problemgambling.namaste.jp/)となっている。

お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。