RSN 7月相談数256件

ぱちんこ依存問題相談機関の認定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信8月21日(第88)号で、7月の相談数は256件と発表。2014年1月からの累計は1841件、2006年4月からの相談累計は1万3568件となった。

本人からの相談は154件(81%)、家族・友人35件(18%)、援助者1件(1%)。本人性別内訳では、男性122、女性32。本人相談経路(154件中)では、ホール内ポスター91件、インターネット29件、その他16件、不明・拒否10件、雑誌3件、TV3件、ホール貼付ステッカー1件、他の相談機関1件。その他21件(本人16件、家族・友人5件)中、13件は啓発用ティッシュ経由の相談だった。

今回は「まさか沖縄で」という表現で、車内放置事故死の発生について、とても痛ましく残念とした。「沖縄では車内が暑くなることは誰もが経験的に知っており、まず放置事故はおきません。放置する人ですら、エンジンをかけてクーラーをつけたままにします」と、今後の事件の経過に関心を示した。西村代表も今回の沖縄での車内放置事故についてふれ「ホールは子ども連れの来店を断る看板を掲示し、1時間毎に駐車場を巡回し放置事故の発生を未然に防いでいます。しかし巡回の目の届きにくい場所に子どもを乗せて止める人、窓をフィルムで覆って車内が確認しづらい車の後部座席に子どもを乗せて来る人など、明らかに問題のある利用に頭を悩ませているホール関係者の声も耳にします。最低限のルールさえ守ることが出来ない遊技参加者に問題があることは確かでしょうが、遊技の提供者はより一層の取り組みを行って、未然防止をさらに確実なものにしなければなりません。子どもが命を犠牲にする娯楽は、娯楽とは呼べません。」として、一層の対策とその実施を呼びかけた。

問い合わせ等ならびに活動協力(寄付等)についてはRSNまで。