RSN 8月相談数181件

ぱちんこ依存問題相談機関の認定特定NPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信9月26日(第113)号で8月の相談数は181件(163件・支援室18件)と発表。これによりRSN相談件数は、2016年1月〜8月は1749件、2006年4月からの相談累計は1万9520件となった。

今回、本人からの相談は107件(77%)、家族・友人31件(2%)、援助者1件(1%)。本人性別内訳では、男性84、女性23。本人相談経路(107件中)では、ホール内ポスター56件、インターネット32件、その他5件、不明・拒否5件、ホール配布ティッシュ5件、雑誌2件、ホール貼付ステッカー2件。

今号では「こんな相談がありました」として「職業的パチンコユーザーからの相談」について。いわゆる自称パチプロのAさん・30代・ 男性の相談。この10年間パチンコだけで生計を立てていた時期もあったが、数年来、勝てず引退の潮時を感じているAさん。パチンコをやめるにはどうしたらいいか教えて欲しい、というもの。相談員は、Aさんにとって「パチンコとは何か」を今一度よく考えてもらったという。結論はでなかったが、Aさんの今後を考えるお役に立てたようだとしている。

RSNとワンデーポートは、11月「依存の問題の支援に携わる皆様(医療・司法・障害・福祉・教育等)対象とした東北地区への出張セミナーを予定。11月5日盛岡(岩手県)、6日仙台(宮城県)を予定。申し込みはワンデーポートまで。お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。