RSN 12月相談数95件

 ぱちんこ依存問題相談機関のNPO法人「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN)は、機関誌さくら通信1月25日(第57)号で12月の相談数は95件と発表。これにより2011年1年間では、1037件。年度(4月〜)累計は791件。2006年4月からの相談累計は6303件となった。

 本人からの相談56件のうち、相談経路では、ホール内ポスター38件、インターネット10件、その他4件、不明3件、他の相談機関1と、ホールでのポスター(チラシ)を見て相談につながっていることから、ホール設置協力をさらに呼びかけている。

 今回「社会の変動が相談者に与える影響は?」について、パチンコユーザーは、どのような社会的な変動の影響を受け、そのことが相談データとしてどのように現れてくるのか、などについて考察している。「貸金業法改正」→施行2年で相談減少。「低貸玉営業」→低貸の広がり、問題ユーザーは依然内在。「闇スロット等の違法営業」→違法ゆえに、相談機会の課題大。「東日本大震災の影響」→長期的な視点で対応。「マスメディアとギャンブリング問題」→RSNからの情報発信機会として活用、をあげた。
なお、お問い合せ等ならびに活動協力(寄付等)については、RSNまで。