PAA 各ワーキンググループの活性化に注力

一般社団法人ぱちんこ広告協議会(大島克俊理事長)は、1月の活動状況について発表した。

■理事会
1月26日の定例理事会において、大島理事長は、「業界環境、コロナの環境が引き続き厳しい状況にあり、本来オフライン実施の予定がオンライン開催に急遽変更となり、皆さまにはご迷惑をおかけしました。まだしばらく続くかとは思いますが、戦っていきたい。各ワーキンググループ(WG)が6期にやるべき事の協議を進めている。この後、担当理事より説明があるが、未参加の会員企業もWGに参画いただければと思う」とあいさつした。

篠原弘志相談役(パチンコ・パチスロKAI総合研究所)からは、ホール団体を中心に協議されている広告・宣伝の在り方について、旧規則機撤去期日が迫る現在、廃業店舗の動静が懸念されている事、自民党「時代に適した風営法を求める議員連盟」との関係などについて問題共有した。また、アドバイザーの茂木欣人氏(日遊協・風営法PT委員長)からは、ホールの広告・宣伝の在り方について日遊協、MIRAI等で試案づくりされ、ホール4団体で広告宣伝規制のガイドラインとしていく事、スマートパチンコ・パチスロの発売は、周辺部材不足など様々な要因から遅れ気味になる懸念がある状況などを報告した。

【主な活動報告】。
①PAA-ADネットワークWGは、12月度の状況を会員に共有、今後の活動活発化につなげていきたい旨を報告
②防災拠点ネットワークWGは、登録件数増加に向けて活動を続けており、会員企業が勧めやすい新たなサービスを開発中であり、近日中に配信予定
③広告・宣伝WGは6期の活動を策定。広告動向と意識を調査する「ぱちんこ産業広告動態調査-2022年版」は、前回と同様のスケジュール感で実施予定。営業広告と業界広報は異なるアプローチとなるが、PAA単体でも取り組める施策を模索し実現化していきたい意向
④依存問題WGは、依存問題勉強会を進めていく計画であったが新型コロナウイルス感染症のまん延に伴い、いったん見合わせ。5月の啓発週間期間中で実施可能な事を再検討
⑤“ファン”が選ぶパチンコ・パチスロ大賞WGが2021年版の投票を開始(1月14日〜2月28日)。加盟会員による拡散協力に感謝。2月からは「アンバサダー特別プレゼント:私物など」のPRを実施し、投票数増加に注力
⑥企画制作WGは「パチスロサミットONLINE」(日本電動式遊技機工業協同組合が運営するパチスロファンに向けたパチスロ情報サイト)の運用を進行中。4月以降の新企画も検討中で、会員企業にも協力を呼びかけ
⑦ぱちんこ大会(仮称)WGは、新たなファン創出に向けて企画を立案。業界団体で企画説明を実施
⑧活動レポート13号発行。第5回社員総会(11月24日)を中心とした活動概要を報告