kaika 休業中のパチンコ店の取り組み状況アンケート

人材育成研修・組織活性化支援などを行う(株)kaika(本社/東京都豊島区)は5月15日、パチンコ店従事者を対象に「休業中の取り組み状況アンケート」をリリースした。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、ホールスタッフを中心に「不安なこと」「会社・店舗として取り組んで欲しいこと」など、率直な回答をSNSで呼びかけたところ、男女約100件(5月1日〜8日)の切実な声が帰ってきたという。

三浦真理恵社長(写真)は、「100年に一度と言われる未曽有の事態に全国、全世界が直面し、その中にあってこれまで関わってきたパチンコホールの方々から戸惑いの声が聞こえてきたことがアンケートをする発端でした。これまで長年人材育成研修などで深く関わってきただけに、その戸惑いや不安などは正解のない中での行き場のない声でした。口コミに近い形で募集したアンケートに書き込まれた最前線に立つスタッフ、社員の生の声を業界に少しでもお届けし、アフターコロナ、ウィズコロナの時代のホール運営の小さなヒントになればと考えた」とアンケートをまとめた。

回答者属性は、「アルバイト・パート」1.3%、「正社員(一般)」13.8%、「正社員(管理職)」51.2 %、「経営幹部」33.8%。
・店舗休業中の扱いは、「休業手当」支給43.8%。店舗スタッフの「輪番出社」23.8%、「有給休暇」取得21.3%など。
・「現時点で不安」については、「雇用に対する不安」、「アルバイト・社員の離職懸念」、「営業再開時期が未定である」、「再開後の稼働状況」、「ファンのパチンコ離れ」、などが挙げられている。
・「店舗で実施している取り組み」では、「店舗大掃除やメンテナンス」85.3%、「体温計測と体調報告」63.3%、「オンライン研修」15.2%など。
・「会社・店舗の取り組みとして希望すること」は、「地域貢献活動の促進」、「従業者の安全確保」、「メンタルケア」などに加え、「パチンコ店の存在意義」を問う回答もあった。

同アンケートに対するお問い合わせは、(株)kaikaまで。