大遊協 大阪府へ青パト5台を寄贈、安全安心なまちづくりに累計70台

大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長/略称・大遊協)は9月8日、大阪市中央区の大阪府庁本館の特別会議室において、令和8年度「青色防犯パトロール車両贈呈式」を開催した。

青色防犯パトロール車両(略称/青パト)とは、防犯意識向上や犯罪被害防止等を目的に、認可を受けた府の市区町村が一般の車両では装備する事のできない青色回転灯を装備し、自主防犯パトロール活動に要する車両であり「人目につきやすく、犯人を寄せつけない」「機動力を活かした広範囲な警戒ができる」「地域住民の防犯意識が高揚される」という効果により、特殊詐欺被害防止の啓発活動、子どもたちの登下校での見守り活動、街頭犯罪の未然防止など地域に根ざした活動に役立てられている。大遊協では、平成28(2016)年度から青パトの寄贈をスタートさせた。今回は、大阪府治安対策課を通じて府下5自治体(大阪市福島区、大阪市城東区、大阪市鶴見区、堺市南区、熊取町)へ各1台を寄贈した。これにより、累計70台となった。

贈呈式には、大遊協から平川理事長、寄贈先に関係する組合長、野口賀蔵副理事長、大山秀一副理事長、段周精事業開発・社会貢献事業・広報委員長、協賛の美多浩二副支店長((株)ヤクルト本社中日本支店)が参加。大阪府からは吉村洋文知事、奥平薫危機管理監、そして大阪府警察本部生活安全部から橋本浩伸府民安全対策課長が出席した。

冒頭、挨拶に立った平川理事長は、地域と共生した組合活動を目指し、のめり込み依存問題対策、意義ある地域貢献活動に継続して取り組んでおり、今回の青パトの寄贈は各地域における防犯力をさらに高める一助になり、子どもたちが安心して笑顔で通学できる「まちづくり」、そして、地域の皆様が防犯活動を力強く推進するための「頼れる足」として末永く活躍してくれることを心から期待すると挨拶した。吉村知事からは、安全・安心なまちづくりを推進していく中で、今回で70台となる青パト寄贈は、子どもの登下校時の見守り活動や地域の防犯パトロール、特殊詐欺被害防止に向けた警戒・広報等、自主防犯活動に活用したいと謝意を述べた。そして、大阪の官民挙げた体制づくりに意欲を示し、大遊協の継続した支援に期待した。

式典では、平川理事長より吉村知事へ自動車レプリカキーが手渡され、吉村知事からは大遊協に対し感謝状が贈られた。同席した寄贈を受ける自治体の代表者らが、拍手で青パト受領を祝した。府庁正面玄関前では、寄贈車両が整列駐車され、行き交う府民の目に止まっていた。

●平川理事長挨拶(要旨)
私ども大阪府遊技業協同組合は、日頃より地域社会との共生を大切な理念として掲げ、地域の皆様に安心して楽しんでいただける健全娯楽の提供に力を注いでいます。のめり込み依存対策につきましては、全国的な指針を踏まえた広告宣伝の抑制、本人や家族申告によるアクセス制限の強化、18歳未満の立入りを防ぐ取り組み等の強化、遊技場における相談体制の強化及び従業員教育の推進による依存問題対策実施体制の強化など業界を挙げて長年にわたって取り組んでおり、その他、違法なオンラインカジノ等への啓発や若年層に向けた予防教育の充実など様々な課題に関して多様かつ重層的な対策を推し進めています。また、意義ある社会貢献活動を組合の重要な活動のひとつに掲げ、この度の車両寄贈の他、街頭防犯カメラ設置利用への資金や設置への協力、大阪府警察と連携した特殊詐欺撲滅に向けた広報啓発活動、公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会を通じた留学生への奨学金支援など、地域に密着した諸活動を推進しています。とりわけ、地域の皆様が安全に、そして安心して暮らせる環境づくりは何よりも最優先されるべき課題であると考えており、私どもにとっても共通の課題です。近年、地域の防犯活動や子どもの見守り活動の重要性がますます高まる中、大阪府下の各自治体におかれましては、地域の未来を担う子どもたちの見守り活動や住民の皆様による自主防犯活動に大変ご尽力されており、その尊い活動に深く感銘を受けてまいりました。また、広範囲にわたるパトロールや日々の継続的な活動には、多くのご苦労もあるとうかがっております。そこで皆様の活動を少しでも後押しし、地域の防犯協力をさらに高める一助になればとの思いから、青色防犯パトロール車両を寄贈させていただくところです。2016年から始まったこの取り組みは、長きにわたり継続しており、累計台数も昨年度で65台に達するなど、業界を挙げた安定的な社会貢献活動として認知されているところであります。寄贈された車両は、府内の各市町村に配備され、子どもたちの登下校時の見守り、さらには特殊詐欺や街頭犯罪の抑止活動などに活用され、地域住民への防犯意識向上にも役立っており、地域の安全なまちづくりに貢献しているとして大阪府や各自治体様より高い評価を受けています。私どもといたしましては、この車両が、子どもたちが安心して笑顔で通学できるまちづくり、そして地域の皆様が、防犯活動を力強く進めていくための頼れる足として活躍してくれることを心から期待する次第です。大阪がより安全で安心して暮らせるまち、且つ、活力あるまちであり続けることを祈念して、挨拶とさせていただきます。

●吉村知事あいさつ(要旨)
大阪府遊技業協同組合(大遊協)の皆さま、青色防犯パトロール車両をご寄贈いただきましてありがとうございます。平川理事長のご挨拶で触れられたとおり、この青色防犯パトロール車両は、我々にとって非常に重要です。平成28年から寄贈が始まりまして、今年は5台の寄贈をいただきました。累計しますと70台の青色防犯パトロール車両となります。これも一重に平川理事長を中心とする組合員の皆様の「地域の安全・安心に協力していこう」、「社会貢献していこうじゃないか」という、おひとりお一人の気持ちがこの青色防犯パトロール車両の寄贈に詰まっているのではないかと思っています。あらためて御礼申し上げます。防犯パトロールにつきましては、子どもたちの登下校時の見守り活動、あるいは地域の防犯活動、自主防犯活動、または特殊詐欺が増加しているところから、特殊詐欺の防犯啓発活動など、様々な場面でこの青色防犯パトロール車両が活躍しています。大阪が安全で安心なまちになるよう、私も知事として目指しておりまして、それは大阪府警の方々ももちろん目指しておりまして、ただ、安心安全なまちづくりは警察だけではできません。警察、市町村の皆さん、事業者、民間の府民の皆さんが協力してつくり上げるということが重要であると思います。その上では、大遊協の皆様からご寄贈いただく青色防犯パトロール車両は大変有難いです。青色防犯パトロール車両の寄贈以外にも様々な地域貢献活動をしていただいており、改めて御礼申し上げます。遊技業の健全な発展、依存問題対策への適切な取り組みについてご挨拶に触れられていました。これからも大遊協の皆様と協力しながら、豊かな大阪、成長する大阪、元気のある大阪、そして安全安心なまち・大阪を目指していきたいと思います。

大阪府遊技業協同組合