長野県遊技業協同組合(矢﨑信治理事長)は6月1日、長野市のホテル国際21において、令和8年(第60回)通常総会を開催。組合創立60周年記念式典を行い、諏訪大社御柱祭の木遣りにより全員ヨイサの掛け声で祝した。
江本日東副理事長の開会のことばに続き、組合員物故者に対して黙とうした。組合員38名中、出席25名・委任状13により総会成立報告。表彰式に入り、前理事長の平林憲男氏に感謝状を贈った。続いて、勤続25年以上、勤務成績が優秀と認められた永年勤続優良従業員75名を表彰した。
矢﨑理事長は、協同組合として昭和41年7月に認可を受けて以来、業界の健全な発展と地域との共存を目指して各種施策に取組んできた歩みを振り返った。「60年の組合運営は決して平坦な道のりではなく、幾多の試練の時期もあった。その都度、行政当局の指導を賜り、業界全体の意識と努力、組合の団結した協力により、本日ここに創立60周年を迎えることができた」と深謝した。また、遊技人口の減少や店舗数の縮小、依存問題など、業界を取巻く中、「この節目を一つの転換点として、県民の信頼に応え、親しまれ愛される業界の確立に向け、各種施策を展開していく。業界の健全営業という理想像を追求し、一層の融和と団結を図り、新たな一歩を踏み出します」と新たな前進を誓った。
来賓として長野県警察本部生活安全部から木榑秀満部長、駒津一治生活安全企画課長(首席参事官)、平林克彦第二課長(刑事部組織犯罪対策)、丸山文雄課長補佐(県健康福祉部健康福祉政策課)が出席。木榑部長(長野県警)は、県内犯罪情勢に触れ、防犯アプリの活用を呼びかけた。また、業界の社会貢献活動への献身的な取組みを高く評価し、健全営業のもとなお一層の推進に期待した。長野県(丸山課長補佐代読)からは、県行政ならびに長年の地域貢献活動に謝意を述べ、県民一人ひとりの幸せを実現できる豊かな社会づくりへの協力を期待した。
議事に際して、竹内克斗理事、山田尚人理事、江本清東組合長を議長団に選任し、5議案を上程し、原案通り承認した。令和8年5月現在、組合員数38名(法人)・97ホール。遊技機総数4万9756台(前年比1278台減)、パチンコ2万8315台(同比1613台減)、パチスロ2万1375台(同比335台増)、その他66台としている。
総会後には、「遵法営業の推進について」小林貴幸課長補佐(生活安全企画課許可事務担当室)、「最近の暴力団情勢等について」両角尚之課長補佐(刑事部組織犯罪対策第二課暴力団排除推進係)の2題講話を行った。「遵法営業の推進について」で小林課長補佐は、ぱちんこは大きな転換期にあるとして、依存問題への世論の関心が及ぶ中、健全営業が不可欠とした。①のめり込み依存防止対策(単なるイメージ対策になることなく、実効性ある取組み)②自主的な取組み(ガイドラインの自主規制の網の目をくぐる不適切な事例がないよう各位が趣旨を認識)③不正防止対策(日ごろから教育・訓練の励行による環境徹底、推進機構の連携)④社会貢献活動、を要請し、県民から信頼される継続した取組みに期待した。
総会後の記念祝賀会では、組合の県福祉・青少年健全育成への長年の功労に対し、関昇一郎副知事より阿部守一長野県知事感謝状を受けた。矢﨑理事長は、今一度、地域社会に根ざした社会貢献を再喚起して、健全営業のもと総親和を誓った。祝辞においては、関副知事(長野県政150年の節目の年、共に祝す)、萩原清県議会議員、木榑生活安全部長(長野県警)、阿部恭久理事長(全日遊連)が祝辞を述べた。櫻井健司副支店長(ヤクルト東日本支店)の乾杯の音頭により懇親を深めた。祝宴には、7年に一度(次回2028年)の神事・諏訪大社御柱祭で伝承されている木遣り(御柱木遣り・おんばしらきやり)を、下諏訪町木遣保存会の木遣り師が披露し、60周年を祝した。中締めでは、組合役員が登壇し、中村昌勇理事長(東遊商)の音頭により、三本締めした。

