関西遊商 4度目となる青パト寄贈

関西遊技機商業協同組合(草加和徳理事長)は12月1日、滋賀県米原市の防犯自治会に対して青色防犯パトロール車両を寄贈した。

青色防犯パトロール活動とは、防犯意識向上や犯罪被害防止等を目的に、認可を受けた県や市(区)町等の団体が一般の車両では装備する事のできない回転灯を装備し、防犯パトロールを行うというもの。関西遊商では3年前(2012年)より目に見える直接的な社会貢献活動として、青色防犯パトロール車の寄贈を開始し、このたび4度目の寄贈を迎える。第1回の大阪を皮切りに、兵庫、京都、そしてこの度は滋賀での寄贈となった。

米原市役所米原庁舎で行われた式典には、関西遊商から草加理事長はじめ、社会貢献・環境対策委員会の小山康行委員長、荒谷博文副理事長らが参加。防犯自治会からは平尾道雄会長(米原市長)をはじめ、来賓として米原警察署の清水俊昭署長らが列席した。贈呈に先立ち草加理事長は、組合の紹介を行うとともに「私たち組合では社会貢献活動に積極的に取り組んでおり、献血や地域清掃、災害発生地での復興支援活動、また、車いすや防犯パトロール車の寄贈を毎年行っております。私たちの防犯パロール車を是非ともご活用し、地域の防犯に役立てて頂きたい」と語った。

草加理事長よりレプリカキーが平尾会長に手渡されたのち、寄贈に対し感謝状が贈られた。「残念ながら市内の刑法犯認知件数は大きく伸び、先月は連続して23件の車上荒らしが発生しました。その様な中、まずは何より啓発、そして抑止のためのパトロールが市民から問われています。私たちの願いは安心・安全な街づくりです。防犯パトロールは地域の安全を自分たちで作り、犯罪を抑止する為の最前線です」と平尾会長。防犯パトロール車を活用し、市民と警察、そして企業が連携して犯罪抑止につなげていきたいと語った。

続いて来賓を代表して清水署長が挨拶。「先ほど歳末特別警戒の出発式を行ってまいりました。平尾会長がおっしゃられたように、刑法犯認知件数の増加に伴い、死亡事故や車上狙い等が発生しております。特別警戒において街頭犯罪抑止を特に強く指示いたしております。早速今日から市民が安全・安心に暮らせる米原市を目指して一層がんばっていきたい」と啓発・抑止活動の重要性を説き、今後ますますの協力を要請した。