関西遊商 地域と連携して浪速公園の美化活動

関西遊技機商業協同組合(草加和徳理事長)は11月11日、浪速区役所や塩草地域協議会、地域のボランティア参加者らと協力し、大阪市内にある浪速公園の清掃活動を行った。活動開始以来、初夏と晩秋の年2回行われているこの清掃活動は、今回で6度目の開催を迎える。当日は関西遊商から47名、区役所関係者が10名、地域ボランティア10名の総勢72名が参加した。

開始に伴い、浪速区を代表して馬場正和副区長は、関西遊商と地域の声かけでスタートした取組みに謝辞を述べ、「浪速公園は浪速区内で一番大きな公園です。この場所をきれいにするという事は浪速区の安全な街づくりにも繋がります」と挨拶した。今回の清掃は大阪マラソン開催(11月26日)に伴うクリーンアップキャンペーンの一環としても行われる。その様な主旨を説明した社会貢献・環境対策委員会の北岡潤史委員長は、「浪速公園は多くの組合員が在籍する元町のすぐ近くにあります。かねてより我々は清掃活動や防犯カメラの寄贈、そして植栽活動などをこの公園で行っております。小学校が近く、非難指定地域ともなっているこの公園の美化活動は我々の地域に対する感謝の気持ちです」と述べ、怪我の無いように励みましょうと呼びかけた。

その後、参加者は公園内の各所に散らばり、空き缶やペットボトル、タバコの吸殻などのゴミを拾い集めた。今回は子連れの参加者も散見されており、親子揃って汗を流しながら火バサミをたぐる姿がみられた。北岡委員長によると、子どもの参加者は前回と比較して増えているという。特に昨今、販売会社に務める社員は認定に伴う点検確認作業などで子どもが起きている時間に家に帰れないという人も多く、この様な機会を通じて親子のコミュニケーションをとったり、社会貢献活動に励む親の背中を見せてあげて欲しいと語る。そして、地域や組合員同士の交流も活性化しながら来年以降も地域に根ざした活動として継続実施していきたいとした。