都市対抗野球 永和商事初出場、初勝利はお預け

第85回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の大会4日目となる7月21日第2試合、永和商事ウイング(四日市市)は、新日鉄住金かずさマジック(君津市)と対戦、1-4で敗退した。

永和商事は、三重県、岐阜県、和歌山県、千葉県にパチンコホール17店舗を営業する企業であり、野球部は、創部3年目で大会初出場、応援団も結成2年目と初々しいチーム応援で関心を集めた。三重県四日市市代表としては、59年ぶりということで、四日市市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」を先頭に地元挙げての応援団約2000名は選手に熱い声援を送り続けた。

試合は、後攻・新日鉄が2回タイムリーで先制、4回にも2点 を追加される中、ヒット数では互角に近い永和ウイングの攻めだったが固い守りにあい、無得点。粘り強い応援に応えるかのように8回9番平松選手の右越えホームランで一矢を報いたが、最終回1死後5-4-3のダブルプレーで夏を終えた。試合後、呉和彦社長は「また来年皆さんの応援に応えられるよう頑張ります」と再会を誓い、万来の拍手となった。