公益財団法人 大遊協国際交流・援助・研究協会(南條智宣理事長)は10月9日、外国人奨学(留学)生を対象とした社会見学会を開催。今回、京都の「太秦映画村(UZUMASA KYOTO VILLAGE)」を訪れ、奨学生含めた約20名は、観光バスを利用して日本の時代劇に登場する江戸の町並みを体験した。
最初に訪れたのは寺子屋学習館。映画やドラマに出ているプロの役者さんが説明役となって、江戸時代の文化を学び、通貨の小判や千両箱に触れてみたり、江戸の人々の暮らしを体験し、撮影に使用する刀や千両箱などの道具を実際に持って見るなどした。関連クイズでは、撮影に使用する竹光(日本刀(真剣)のように見せかけた模造刀)の制作や修繕に何を使うか?では、卵の白身(卵白)を使用。銀箔・アルミ箔・錫箔などを刀身に貼り付けるための天然の接着剤になると説明した。そして、マッチの無い時代の火打石(ひうちいし)を使い、実際に点火を試みた。
その後はアトラクションのNINJA BATTLE(太秦鬼決戦)、史上最恐のお化け屋敷(京都奇談一条戻橋)、立体迷路忍者の砦、ショーの妖怪ダンスライブ、侍修練場、浮世ノ京あそびなどを思い思いに体験した。
また、近隣にある国宝の弥勒菩薩半跏像を蔵する広隆寺を訪れるなどした。移動する車中では、同財団が協賛し、大阪府警本部が作成したDVD「女性のための防犯~あなた自身を守るために~」の上映などを視聴した。
この見学会は財団が支援する奨学生同士の交流を図ると共に、日本の技術や文化を学ぶ機会を奨学生に提供することを目的に財団設立の翌年(30余年前)からスタートし、毎回、日本文化に触れ合う機会づくりとして趣向を凝らして開催している。南條理事長は、「奨学生が互いに交流し、日本文化に親しむ絶好の機会、積極的に交流を進め、思い出にもなる」と述べていた。

