神奈川遊協 更生保護活動の支援に対し、法務大臣感謝状

神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)は5月12日、ロイヤルホテル(横浜市中区)において法務大臣、神奈川県更生保護協会から感謝状を授与した。これは、1986年から継続的な支援による功労が称えられたもの。

12日の表彰式では、組合を代表して中村道弘副理事長が出席。古川禎久法務大臣感謝状伝達として勝田聡所長(横浜保護観察所)が授与した。そして斎藤文夫理事長(更生保護法人神奈川県更生保護協会)から感謝状を受けた。

更生保護は、罪をつぐない、再出発しようとする人たちの立ち直りを助け、再び犯罪や非行を犯す事を防ごうとする活動。社会の一員として立ち直るためには、本人の強い意志はもちろん、地域社会の理解と協力が不可欠。更生保護では、地域社会における立ち直りを助けるため、保護司、協力雇用主、更生保護女性会、BBS、更生保護法人等の多くの民間人・団体が国に協力して様々な活動を続けている。

神奈川遊協は、刑務所や少年院を出所した人たちの社会復帰を支援する保護司の活動拠点「サポートセンター」設置への支援、「社会を明るくする運動」における小中学生を対象とした作文コンクールの優秀作品作文集作成支援、啓蒙啓発ツール「ホゴちゃんぬりえ」の作成支援等の支援などの功労が高く評価された。

神奈川福祉事業協会(伊坂重憲会長)と神奈川遊協(同理事長)は、更生保護活動の充実を目指し35年余にわたり支援を続けている。