社会貢献機構 2022年の社会貢献8億円規模

一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構(宮田亮平代表理事・母体/全日遊連)は4月18日、全日遊連の理事会で、毎年調査集計している遊技業界(ホール店舗)の2022年の社会貢献・社会還元の調査結果を示した。

それによると、2022年・1年間の社会貢献の額は8億7107万8247円(8381件)だった。前年比では、総額で2億6044万4903円減・35件増と厳しい業況で、額では激減したが、社会貢献への取組み件数を着実に積み上げている事を示した。総額内訳では、現金6億4653万8952円(3960件)、物品2億2453万9295円(4421件)となっている。

拠出別では、都府県方面遊協が34.5%、支部12.3%、ホール49.0%、POSC4.1%の比率。拠出配分割合では、社会福祉35.1%、地域貢献20.4%、青少年育成10.3%、災害救済2.9%、交通1.9%、防犯13.7%、暴排3.7%、学術・文化3.3%、その他8.9%の拠出となった。

その中、主要な物品として、福祉車両、防犯カメラ、車イス、AEDは堅実な寄贈数(購入費代金負担等)について、過去9年間の累計をまとめた。福祉車両等164台(5億0149万円・現金贈呈含む)、防犯カメラ678台(1億3746万円・現金贈呈含む)、車イス1206台(5609万円・現金贈呈含む)、AED182台(2014万円・現金贈呈含む)となっている。そして、ボランティア活動も旺盛な取り組みが続けられており、清掃ボランティア活動1300件、パトロール活動223件、子ども食堂・フードバンク支援活動178件、新型コロナウイルス対応(寄付)120件、祭り・イベントへの参加・協力111件、その他奉仕(障がい者、高齢者の付き添い等)110件、(養護・福祉)施設を慰問88件、献血活動80件、広報活動79件など、奉仕型に力が入れられた(71.1%)。

なお、第18回社会貢献大賞の授与式では、新たに「永年活動顕彰」、「特別永年活動顕彰」の設置が予定されている。

一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構