社会貢献機構 第13回大賞は京都府「京遊連社会福祉基金30周年記念」事業

全日本社会貢献団体機構(杉浦生健会長)は7月19日、第一ホテル東京において、第13回社会貢献大賞表彰式および2018年度の助成事業助成金贈呈式を開催。社会貢献大賞には、京都府の「公益財団法人京遊連社会福祉基金30周年記念」事業(写真)をはじめとした12組合・組合員ホールを表彰した。

受賞した白川鐘一理事長は、「今後とも組合員一同、地元のため汗を流して働いていきたい」と大賞の栄を受けた事に深甚なる謝意を述べ、その後、坂崎稔常務理事(京遊連社会福祉基金)が30年余に及ぶ財団活動について説明を行った。

京都遊協の京遊連社会福祉基金は、昭和62年4月1日に財団法人として設立認可、平成23年7月には公益財団法人となり、昨年30周年を迎え、各種記念事業を展開した事など、地域の社会福祉貢献につとめた事を高く評価したもの。財団設立当時の組合役員らが発起人となり、各種の社会福祉活動への助成、自治体が行う福祉行政への支援を行う目的のもと、基本財産5億円でスタート。その後も財源拡充につとめ、平成3年に10億円、平成5年に12億円余、平成26年7月には基本財産13億円余となった。その間の助成団体は延べ369団体、寄付は81の自治体に対し総額8億5370万円に及んでいる。

引き続いての2018年度の助成事業助成金贈呈式では、一般助成「子どもの健全育成支援」16件、「災害復興コミュニティ支援」6件、特命助成1件の計23件計5440万円を助成した。