矢野経 低貸玉営業普及、全国半数で採用

 矢野経済研究所は、ホール店舗の独自集計において、2009年12月31日時点のホール数1万2368店(企業数4303社)規模とした。

全体の企業数が減少する中、15-20店舗保有する企業が増加傾向。大手中堅企業が中小企業物件を買収、多店舗展開するケースが増加。昨年1年間の新規オープンは、260店舗と回復基調など、特徴をピックアップ。

低貸玉(メダル)営業は、2007年末1049店(併設含)だったが、2009年末6241店と集計。全1万2368店舗の半数(50.5%)を超えた。徳島(56店・77.8%)、石川(77店・72.6%)、北海道(444店・71.3%)、香川(64店・71.1%)で高い採用率。導入率が低い県では、福岡(115店・27.9%)、高知(34店・31.5%)、東京(360店・32.5%)、神奈川(225店・34.5%)など。2レート以上の貸玉設定ができない福岡、通常貸玉市場が優良な東京、神奈川といった首都圏の事情としている。

詳細については、「パチンコ経営企業総覧2010年版(東日本版)/(西日本版)」(各版1月29日発行)矢野経済研究所まで。