東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は9月24日、東京・市ヶ谷の遊技会館において、9月定例理事会(理事数73名中、出席54名、直接39名・ズーム15名)を開催した。
阿部理事長の冒頭あいさつでは、「少し秋めいて参りましたが、駐車場施設のある店舗では、引き続き車内放置事案のないよう防止・巡回等に努めて欲しい。また、今回の参議院選挙、業界を代表して立候補した立場として、この場を借りてでもご説明しなければいけない部分がありますが、組合の定例理事会という場でありますので、後ほど説明させていただきたい」と、意義ある理事会運営に協力を呼びかけた。
議長団には阿部理事長、佐藤功二副理事長、河北雅夫副理事長を選任した。
<主な審議事項>
・臨時総代会の開催(案)については、年度の途中で異動のあった組合長(理事)の選任が生じたため、11月26日に開催する(役員変更届)ことを承認した。
・資金の運用については、昨今の金融情勢に鑑みて、有効な組合資金の運用を総務委員会において具体策を一任。
・学遊連アンケート調査結果については、学生パチンコ団体「全日本学生遊技連盟」(毒島大輔代表理事)が中心となって若年層のパチンコに対する意識調査についてまとめた。若年層のパチンコ離れという漠然としたイメージではなく、具体的なデータ収集に取り組んだもの。対象は18~24歳の学生。本年7月8日~8月15日の間にインターネットリサーチ。遊技者220サンプル。非遊技者53サンプル。そこからは、「金銭的な不安(ギャンブルというイメージ大)」「遊び方がわからない」が突出。パチンコを始めた理由では「誰かに誘われて」だった。その誘われた理由では「アニメの版権」等だった。学遊連としてパチンコの魅力をどう伝えられるかを活動指針としており、遊技動機づくりについて「パチンコ体験イベント」の必要性」を企画していきたいと提案した。
なお理事会後、東京職域支部の話し合いがあった。
【議題】
<議決事項>
①臨時総代会の開催(案)について
<報告連絡事項>
①資金の運用について
②ワンデーポートセミナーの後援について/11月16日、埼玉会館において、25周年記念のセミナー「ギャンブル依存を多角的に考える」を後援。これはパチンコ・パチスロ社会貢献機構が助成。
③エナーバンクの斡旋について
④共同購買事業及び団体保険事業の中間結果について
⑤2024年度分ホールにおける電気使用量等調査について
⑥学遊連アンケート調査結果について
⑦(第2回)あだち食と音楽の祭典について/9月27、28日に足立区千住の荒川河川敷・千住さくら公園において足立区に特化した地域密着フェス(あだち食と音楽の祭典実行委員会)に協賛。昨年はステージでのパフォーマンスやキッチンカーグルメで賑わい1万人以上が来場。今回もアミューズメントゾーンのアトラクションエリアにジャンボパチンコ・競技用遊技機コーナーを出展。
⑧組合まつりへの出展について/10月29、30日に東京国際フォーラムにおいて、東京と全国の中小企業組合が集まる中小企業の「技」と「食」の祭典「組合まつり in TOKYO~技と食の祭典!~」。今回もアミューズメントコーナーに回胴遊商、全日遊連、東商流、日電協、日工組、東遊商と共同し、出展。
⑨パチンコ・パチスロ奨学金の2026年度給付生の募集について/10月1日~11月10日の募集予定。
⑩わいわい祭りの開催について/9月27日、島田療育センター・外来周辺において開催。