東京遊協 サマーフォーラム2014開催

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)機械対策委員会と青年部会は7月18日、遊技会館会議室において「サマーフォーラム2014」を開催した。

冒頭、挨拶に立った阿部理事長は「厳しい厳しいと言っても、何も変わらない。私自身、青年部時代を思い返すと、組合活動を通じて教えていただいた事、学んだ事が少しずつ今につなげていければと思っている。もう知っている、やったことがあるという事があるかもしれないが、仕事、業界の発展に向け、皆さん一人ひとりの取り組みで明るい業界になっていけばと思う。私自身、まだまだ理事長のバトンを受けて2年、色々ご意見やご協力のもとで、業界改革につなげていきたい」と、サマーフォーラムの開催意義を述べた。

本セミナーは、昨年に続いて「ゴト対策」「元気パチンコJAPANプロジェクト(GPJ)」「法令遵守」の3本立で構成した。GPJ研究事業報告においては、若年層獲得のためのアンケート分析を大野教授が解説。若年層の開拓についての分析から、遊技する人を増やすため「正しい情報を適切に開示・到達させる」「縁遠い、不快というイメージの払拭」を通し、「精神面や金額面での不安を取り除くことが必要」「友人・知人と付き合いで来やすい環境を整える」「暇つぶし、ゲームとしての要素を導入」などを提唱した。

【セミナー内容】
■ホールセキュリティセミナー
『最新ゴト事例の報告と対策』
講師/セデック株式会社 セキュリティ事業本部検査部 阿部覚氏
■元気・パチンコ・Japan
『パチンコ・パチスロ業界における若年層獲得のためのアンケートデータ分析』
講師/早稲田大学理工学術院教授 大野高裕氏
■パチンコ営業に関する法令セミナー
『ここは知っておいてほしい風営法のリスク』
講師/株式会社のぞみ総研 日野孝次朗氏