東京ゲームショウ 4日間27万1224人来場

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(岡村秀樹会長)は9月15日〜18日まで、千葉県幕張メッセにおいて「東京ゲームショウ2016」(共催・日経BP社)を開催した。

今回は「エンターテインメントが変わる。未来が変わる。」をテーマに、過去最多となる37カ国・地域から614企業・団体(うち海外345)が出展した。内訳は国内269社、海外345社。その出展タイトル数は1523タイトル(事前届け出)となった。そして、ビジネスデイの2日間と、一般公開の2日間の総来場者は27万1224人と歴代最多を記録。今回初めて設置したVR(仮想現実)コーナーには6つの国・地域から35社が出展。TGS2016全体でのVR分野の出展タイトル数は110タイトルとなった。

2016年における出展予定タイトル(グッズ含む)は、約3割がiOS・Android向けゲームとなり、昨年に引き続きスマートフォン向けゲーム市場の人気を裏付けた。また、VR関連ゲームのタイトルのほか、PC向けゲーム、Steam発のタイトルも増加して、スマホ・家庭用・携帯型・PCと、さまざまなジャンルの新しいタイトルが出そろっていた。

出展企業をみると、セガゲームスはPlayStation 4『龍が如く6 命の詩。』、PlayStation 4/ PlayStation Vita『蒼き革命のヴァルキュリア』、ニンテンドー3DS『ぷよぷよクロニクル』など、セガの人気シリーズ最新作を多数展示。また、アトラスから『ペルソナ5』、エレクトロニック・アーツから『タイタンフォール2』など、バラエティに富んだタイトルの数々を出展した。

コナミデジタルエンタテインメントは「ウイニングイレブン」シリーズ最新作となる家庭用ゲーム『ウイニングイレブン2017』、モバイルゲーム『遊戯王 デュエルリンクス』などのコナミを代表するグローバルコンテンツに加え、家庭用ゲームやモバイルゲームで好評の「実況パワフルプロ野球」シリーズなどを出展。カプコンは、最新作「バイオハザード7」「モンスターハンター ストーリーズ」「囚われのパルマ」「めがみめぐり」など。バンダイナムコエンターテインメントは、ガンダムゲーム30周年を記念したシリーズ新作発表やイベントを展開していた。

セガゲームスは「龍が如く6」を大々的にPR

行列ができたVR体験ブース

初設置したVRコーナー

一般公開日は1日10万人が来場して大賑わいとなった

ガールズ&パンツァー