東京 国政に業界代表を送り出すべきと秋元議員

東京都遊技業協同組合(阿部恭久理事長)は1月30日、東京ドームホテルにおいて、1月定例理事会・新年賀詞交歓会を開催。新年賀詞交歓会の祝辞において、秋元司衆議院議員(環境副大臣 内閣府副大臣・写真)から、業界の声をしっかり国政に届けるためには、業界から代表を送り出す事、「ロビースト(lobbist)」づくりも視野にすべきと助言した。

秋元議員は、IR審議等でパチンコ業界が引き合いに出されたが、その中で、パチンコ業界が正しく認知され、声が届き、政策に反映されただろうかと振り返った。規模、雇用や納税を通してしっかりと義務を果たしている産業であるが、「今回の規則改正はIR法の煽りを食らったと申せましょう。時代の流れというよりありません。業界を代表してしっかり論戦をはり、業界の想いを政治的、行政的、政策的に実現していくとなると、業界代表(議員)を出し、政策実現に向かうべきではないだろうか」と私見を述べた。続く、小倉將信衆議院議員からも、「パチンコ業界は、数多くの雇用はもとより、パチンコ遊技機の製造では、日本の最先端の技術を支えています。また数多くの社会貢献活動にも継続した取組みをされていると承知しています。射幸性とギャンブル等依存症の問題、出玉規制をはじめとする様々な規制が本当にギャンブル等依存症対策につながっているのか、どうか。これはエビデンス(科学的根拠)のもとで、政府に対してしっかりモノ申さなければいけません。遊技機が試験をパスしないという問題では、複雑な中身になっていて、規制の中身、どこに問題があるのかについて、役所にも流されないよう議員も勉強しています」と、業界が一致結束することが基本とした。

日遊協を代表して、西村拓郎支部長(東京支部)の祝辞では、遊技産業新経営者会議の活動意義について述べ、10年20年という長期的な視野で、新たな業界ビジョンを持つ事の重要性を説いた。