日電協&回胴遊商 緊急討論会「なんとかしようよ!!パチスロ 文化」

日本電動式遊技機工業協同組合(メーカー27社)と回胴式遊技機商業協同組合(販社500余社)の主催による緊急討論会「なんとかしようよ!!パチスロ文化」は、2月28日、東京秋葉原で第1部(午後1時30分から)ファンとの直接対話集会、第2部(午後3時30分から)ホール団体緊急討論会で、厳しい状況打破に向けた、パチスロ文化の決起をおこなった。なお、第2部の業界団体の部は、後半から非公開となり、3月10日前後に公式コメントの形で発表を予定している。

第1部は、ネット公募により選抜された回胴式遊技機(パチスロ)ファンを自負する約170名(応募500余名)。パネラーは攻略誌(大崎一万発氏、ヒロシ・ヤング氏、末井昭氏、ルーキー酒井氏、ういち氏)と、日電協4社(山佐、サミー、大都技研、アリストクラートテクノロジーズ)、回胴遊商2社、ホール2社の代表で進行。

要点として、パチスロ文化はあるのか?!が厳しくファンから投げかけられた。
「低価スロが少ない理由」
「メーカーは心を入替え、ビッグ面を本格的に陳情すべき」
「7を揃える喜びを追求して欲しい」
「枚数でなくダラダラ演出はNG」
「5号機はハイリスク・ローリターンのイメージ」
「小役同時抽選に不満」
「液晶・不必要な演出NG」
「参加人口が減っているから、開催するのだろうが、(1)不公平感(2)入りやすさ(3)幅広い貸メダル選択に、取り組む時」
「訳のわからないタイアップの連発、新規ファン開拓の安直な提唱は、末期のゲーム業界と同じ。パチスロ文化を本腰で起こす時」
「かつてゲームセンターを衰退させたのと同じ事をしている。メーカーは従来ファンをないがしろにしている。原点回帰をする時」
「パチスロから生み出すキャラクターを発信することは文化になる」

など、かっ達に意見が出され、ファンの立場からも回胴式遊技機のあるべき姿を作れるような今後の継続開催が熱望された。アイ・ラブ・パチスロをキーワードにひとつになった大会だった。