日遊協 3年振りに新年会を開催

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は1月11日、東京・千代田区のグランドアーク半蔵門において、新年初めての定例理事会、臨時社員総会並びに新年祝賀会を開催(正会員275社中、出席76名・委任状140)した。臨時総会開催の理由は、理事の補充選任のためのもので、中国・四国支部長の異動に伴い、長鋪昭壱郎新理事を承認した。

福山裕治副会長の開会により始まり、西村会長は3年振りに新年祝賀会を開催することができたと謝意を述べた。「今年は4月にもスマートパチンコが市場に出てくる予定です。これまでの3年間のコロナ禍から脱し、やっと明るいニュースのもとで、明るい一年にぜひともなって欲しいと期待しています」と年頭のあいさつとした。また、業界の「健全化」「近代化」「適正化」そして「社会的地位の向上」の一層のまい進に向けて会員各位の理解と協力を呼びかけた。

議事では、西村会長を議長、大久保正博副会長を副議長に選任し、人事案件について原案通り承認した。長鋪新理事は、「スマート遊技機が出るという心躍るような転換期に大役を賜りました」と自己紹介した。前理事の平本直樹氏は退任の挨拶で、「副会長だった2年間は、特に貴重な経験でした」と謝意を述べた。続き、飯塚邦晴副会長の閉会の言葉で終了した。

新年祝賀会で西村会長は、遊技産業議員連盟(議員連盟)の議員各位を初めて招くことができたと報告。田中和徳会長(議員連盟)は、議員連盟の会員増強に向け、理解と協力を呼びかけた。平沢勝栄衆議院議員、逢沢一郎衆議院議員、葉梨康弘衆議院議員、鈴木隼人衆議院議員、木村義雄前参議院議員が祝辞を述べた。加盟団体を代表し、榎本善紀理事長(日工組)は、「いよいよ4月にスマパチが船出予定しています。日工組としてファンを増やせるよう広報に力を注いでいく所存です。まだまだ諸問題はありますが、時代に合わせた業界となりますよう、キャッシュレス、スマホとの連動等、未来につながるよう、行政に相談しています」と挨拶。小林友也筆頭副理事長(日電協)が乾杯の音頭を担当、懇親を深めた。

一般社団法人 日本遊技関連事業協会