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一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は9月14日、本部会議室において定例理事会を開催。その後の記者会見(WEB併用)では、西村会長、御手洗伸太郎専務理事、浜田昭文常務理事らが臨んだ。
冒頭、西村会長は、韓裕副会長(マルハン東日本社長)から理事会の冒頭で、8月23日、厚木北店の立体駐車場で発生した火災についてご迷惑おかけした点について説明があったこと、原因究明に向け警察、消防で調査中であることを報告。「大きな被害がなくてよかった」と西村会長は述べた。
【主な質疑】
①業界に対する誹謗中傷と思われる案件について／業界ののめり込み対策について一切触れず、日本はパチンコをはじめとしたギャンブル大国といった過去のデータを引用している記事／「PRESIDENT Online」8月18日17時00分付記事【「パチンコ依存→借金→コンビニ強盗」という悪循環…世界でも類を見ない「ギャンブル大国・日本」という現実／電子ギャンブル機数は米国の5倍、イタリアの10倍以上】という記事ついて、21世紀会から抗議していく。そのことで篠原菊紀教授(脳科学者)がその基礎データの古さを指摘したりしていた。加えて、同様の内容が、平凡社新書「ギャンブル依存～日本人はなぜ、その沼にはまり込むのか～」(染谷一著)として、表紙写真含めて誇張したイメージ操作している点などが指摘されている。
②広告宣伝規制に関する進捗／今回挙げた事例は13あった。8月末の処理件数は110件是正勧告は33件で、全て是正済。
③2024年問題の対応について／日遊協では、運送事業者は会員でないことから、傍観している状況。
④新規1社／BCホールディングス(笠井大祐社長)
⑤今後の理事会後の記者会見運営について／新事務所が必要最小限のスペースのため、今後対応を考えている。
⑥オンラインセミナーについて／9月から、各支部総会が開催されるが、その際のセミナーがそれぞれ企画されており、その共有に向けてオンラインセミナーを実施する。
・9月25日北海道支部／テーマ「ネバーギブアップ」講師：鈴木啓之氏(シロアムキリスト教会牧師)
・10月5日近畿支部／テーマ「業界の勝ち筋と未来」講師：西眞一郎氏(マルハン東日本カンパニー)、テーマ「広告宣伝ガイドライン違反とならない広告宣伝」講師：茂木欣人氏(日遊協風営法PTリーダー)
・11月7日九州支部テーマ「パチンコ業界に必要なギャンブル知識とギャンブル依存知識」講師：早野慎吾氏(都留文科大学教授)、テーマ「災害時に民間が求められる役割とは」講師：根木佳織氏(公益社団法人Civic Forcus代表理事)
＜議題＞
【承認案件】
・新規入会会員の承認に関する件
【報告案件】
・プレジデントオンライン記事への対応について
・自己申告・家族申告プログラムの推進状況
・日遊協オンラインセミナーの開催について
・広告宣伝情報提供システムにおける是正勧告事例について
・九州地区豪雨災害に対する復興支援活動結果について
・「遊技業界データブック2023」ver.01公開について
・本部事務局移転(8/21 業務開始)について
・公益目的支出計画の実施完了について