日遊協 団体加盟5団体連絡会がスタート

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(庄司孝輝会長)は7月21日、日遊協・本部会議室において理事会後の定例記者会見を開催。6月総会で団体加入した5団体連絡会による情報交換がスタートした事を報告した。

団体加盟5団体連絡会は、日遊協内で日工組、日電協、全商協、回胴遊商、同友会の代表者が業界問題について忌憚なく協議する場として7月11日に初会合を行い、下記5点について協議があったことを報告。
(1)回収撤去(12月末迄)の方法論について→7月中に日工組よりホール5団体向け説明会を予定。
(2)高射幸性機(パチスロ)の比率低減のための対応策について。
(3)新流通制度について→指定倉庫の課題について(セキュリティならびに法令遵守の観点で随時検討)。
(4)規則改正への取り組み→分科会の予定、多様な遊技機の取り組み等。
(5)取扱主任者の運営について→本年度に入り3〜4割増の申し込み状況(3カ月前に申込開始し、即日満員の状況)。そのため、下期に向け、収容人数増の会場での開催を予定。全日遊連向け10月・12月に東京、大阪での独自開催(各300名規模)予定。

それに関連する記者会見で、検定切れが年末に迎える高射幸性パチスロ機の認定の可能性について質問があった。日遊協として日電協の基本姿勢に同調する考えで、最低限減らしていく方向とした。「ちょいパチ」は現在テスト導入の段階にあり、一部では情報面で不十分な状況といえ、多く質問があった。経緯として、日工組が中心となり、テスト導入店を6月に募集。募集条件として、(1)1機種2台以上 (2)1店8台以上のコーナー (3)4円ぱちんことして運用、という事でスタート。これはちょいパチ育成と普及を大優先にした点を含め現在もテスト導入期間となっており、週1ペースでデータを集めている段階で、取材等は未対応という。現在、ちょいパチ事務局(http://choi-pachi.com/)によるホームページ運営含め、情報公開に努めている段階。現在ちょいパチ第2弾の状況で、第3弾の機種が登場する8月には、導入店は百数十店規模になる予定という。