故小野金夫氏のお別れ会

8月2日に逝去した、小野金夫氏のお別れ会が9月25日、名古屋市西区のウエスティンナゴヤキャッスルにおいて執り行われた。喪主は長男でありタイホウグループの代表を務める小野直彦氏。全国各地よりおよそ1800名が献花に訪れ故人の遺徳を偲んだ。

お別れ会には業界団体やメーカーの代表をはじめ、業界内外関らず多数の参列者が訪れた。小野直彦社長は参列者に対し、「父の遺志でもある『遊・食・美・LIFE』という企業理念に基づき、各事業を継続推進していきたい。」と謝辞を述べた。

故人は1935年1月1日生まれ。1953年より名古屋でパチンコ屋を営む叔母の元で働き出し、1954年、その働きぶりが認められ2号店「ゴールイン」の支配人に抜擢。その後、京楽観光グループのナンバー2となる総合専務取締役にまでのぼり詰め、1970年に独立し大宝観光(株)を立ち上げた。事業面以外では、1996年、全日遊連の理事長に就任し業界の発展に寄与。2006年には愛知県の安心で安全な街づくりのための社会貢献活動が認められ、藍綬褒章を受章した。