愛喜 「CRAコスモパニック」発表&工場見学会

(株)愛喜(本社/埼玉県春日部市)は8月19日、新機種「CRAコスモパニック」の発表に伴い、本社工場においてプレス発表会を開催した。

挨拶に立った小林慶子社長は、「弊社は平成26年2月に設立し、6月より全スタッフが集まり開発を進めて参りました。昨年『CRAコスモアタック7』という機種をリリースしましたが、既存機種の刷り直しだった為、本機を弊社のオリジナル機第1号として発表させて頂きます。デジパチ全盛の市場においては非常に珍しい機械です。普通機という懐かしい仕様ですので、現代には無い楽しみ方ができるのではないでしょうか。」と述べPRを行った。

本機は時代に流されない普通機のオール10仕様だ。前作との大きな違いは、大当り時の最大連動数が7回から10回にパワーアップした事。それによって連動消化時間が長くなり、メイン役物である一穴クルーンの持ち味が更に引き立てられた事も特徴だ。大当り(連動)までのフローは、上部の一穴クルーンに玉が入ると、その後3つの入賞口に玉が振り分けられ、真ん中に入れば大当りというシンプルな流れだ。

発表会に続いて実施された工場見学会では、製造の各工程を順を追って愛喜社員らが実際に組立作業を行ってみせた。現在の液晶板面と違い、釘も317本と多く打たれており、社員数も少ない事から日産は30台程度。ホール関係者が台の組立作業を見学する事も可能。