安田屋 柏市と災害等における施設使用等に関し調印式

(株)安田屋(本社/東京都板橋区)は9月5日、千葉県柏市役所において、「柏市との災害時等における施設並びに設備の使用に関する協定調印式」を開催した。山下信浩社長、吉田豊課長(施設設計管理部)、柏市より太田和美市長、危機管理部の國井潔部長、石原祐一郎課長が調印式に臨んだ。

協定は、地震や台風等の災害が発生した際に、パチンコ店が無償で店舗や駐車場、ならびに蓄電池による電気等を避難者に提供するというもの。太田市長は、安田屋の地域の安心安全に寄与する取組みに感謝した。山下社長は、1996年に柏市で店舗を出店して以来、昨年店舗を建て替え、災害にも万全なように刷新したことを報告。また、備蓄や防災訓練などを行い、万が一に供える取組みを励行していると説明。「非常時に何か地域のお役に立てないかと考え、発電設備など災害時に提供させていただく協定が実現しました。今後も地域に親しまれ、愛される取組みを続けていきたい」と“続くをつなげる”取組み姿勢をしていきたいと挨拶した。

その後、立体駐車場の活用では、有事の際、駐車場を提供するというもので、太田市長は、「災害などで避難しやすい場所という点でも有用。蓄電池による電源提供は現在では欠かせない」と関心を示した。山下社長は、太陽光発電にも対応しているため、自然エネルギーによる取組みを説明した。

今回の千葉県柏市のほかに、やすだ八潮店と埼玉県八潮市と締結。千葉、神奈川の店舗(戸田店、大和店)でも災害時における一時避難場所など各地域と防災協定を締結している。この協定が地域の安全・安心に役立つと、周知に努めたいとした。

株式会社安田屋