大阪遊協 障がい者アート展・大遊協賞を表彰

大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)は、大阪府が主催する「現代アートの世界に輝く 新星発掘プロジェクト」に協賛。2月10日、大阪市北区・ディアモール大阪の多目的空間「ディアルーム」において、第6回公募入選者の表彰式を行い、「大阪のぱちんこ屋さん大遊協賞」を贈った。冒頭、お笑い芸人・アーティストで活躍中の「たいぞう」氏(よしもとクリエイティブエージェンシー所属)を「大阪府障がい者芸術・文化大使」に任命する委嘱状が、松井一郎知事より渡された。

主催者の松井知事は、応募作品のレベルが上がっていると関係者の協力に謝意を述べた。「私も3年前にアート展で作品を購入させていただいて、知事室に飾っています。知事室でする話は、多くは緊張した内容のものばかりです。そんな時、作品を見る事で心を和ませています。皆さんのアート作品には無限の可能性があります。どんどん才能を開花させて、世の中に出て活躍して行って下さい。そうやって皆さんが自立していけるよう、私たちはしっかり応援していきます」と述べ、大遊協の継続した協賛を紹介し、関係者の協力に感謝を伝えた。そして、最優秀賞「無題」の平野喜靖氏をはじめとした入賞者各位を表彰。大遊協賞では、平川理事長が作品「にやり」の川口曜氏を表彰した。

この催しは、障がいのある方々が創作される創造性豊かで、芸術性に溢れる絵画等の作品を「現代アート」として評価し、それをマーケットに繋げていく事により、アーティストとしての自立に向けたチャレンジを支援する取組み。大遊協は、平成25年度(第3回)から、障がい者の社会参加を支援するため、協賛団体として参画し、26年度(第4回)からは協賛団体賞として「大阪のぱちんこ屋さん 大遊協賞」を選定。今回第6回も12月5日の最終審査において田中副理事長が審査員として立ち会った。第6回公募入賞作品展はディアモール大阪・ディアルームで2月10日〜17日(2月15日休館)まで。

【現代アートの世界に輝く 新星発掘プロジェクト】
主催/大阪府(福祉部障がい福祉室自立支援課)
協賛・協力/大阪府遊技業協同組合、センコー(株)、損保ジャパン日本興亜「SOMPOアート・ファンド」助成、地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立成人病センター、吉本興業(株)、大阪ダイヤモンド地下街(株)
後援/産経新聞社・社福法人産経新聞厚生文化事業団、毎日新聞社・公財毎日新聞大阪社会事業団

大遊協賞を贈る平川理事長(左)

松井知事はたいぞう氏にこのアート展を広める大使に委嘱した

表彰式に出席した大遊協の平川理事長(左)と金森副理事長(大遊協賞「にやり」の前)