大阪福祉防犯 地域を見守る防犯カメラが会員ホールに広まる

大阪福祉防犯協会(高智茂会長)では、年間200万円の予算で年間7カ所を目標に、公共空間に向けた、いわゆる街頭防犯カメラを会員ホールの敷地内に設け、防犯および事故防止のために運用している。昨年後期は、「ザ・チャンス7」、「がちゃぽん菱江店」、「パーラーパティオ香里園店」、「ベガス1700枚方店」、今年前期は「べラジオ大東店」、「ガリバー大東店」の敷地内にそれぞれ防犯カメラを設置し、公道およびパブリックスペースを記録するポジションにおいて、運用を開始した。今後も会員ホールの協力を得ながら、運用カメラを増やしていく予定となっている。

導入したホールでは、見通しの悪い公・私道や事故の多い交差点、歩行者にとって死角の多いエリアなど所轄警察署のアドバイスを受け、効果の高い場所を選定し、取り付けに至っている。また市域外エリアでは、防犯カメラの設置がまだまだ少ない事から、公共空間の死角を埋める取り組みに、地域の期待も高まっている。同協会では今後も大阪府警との連携を深め、より効果的な防犯カメラの運用を研究すると共に、地域に役立つネットワークづくりに取り組んでいくとしている。