回胴遊商中部・北陸 支部新年研修会を開催

回胴式遊技機商業協同組合(大饗裕記理事長)中部・北陸支部(坂井洋一支部長)は1月18日、名古屋・栄の東京第一ホテル錦において、新年研修会を開催し、支部組合員など71名が参加した。

開会の挨拶に立った坂井支部長は、「昨年は1月末に5号機が完全撤去となり、しばらく厳しい時代が続くかに思えた中、6.5号機の登場やスマスロの登場で少し明かりが見えてきたのかという気がしております。今年4月にはスマパチも登場する予定となっており、販売業者としてはもうしばらく厳しい時期が続きそうではありますが、希望を持って取り組んで頂きたい」と語り、続いて立った大饗理事長は、「6.5号機やスマスロの登場で、少し明るい兆しが見えておりますが、いかんせん我々販売業者の業を考えるとまだまだ難しい面があります。以前、ファン人口3000万人、店舗数1万8000店以上ありましたが、去年末の数字では参加人口720万人とピーク時の4分の1以下となり、新台の販売台数も4分の1になっており、販売業者が厳しいのもある意味自然な流れとなっております。今年はホール様がスマスロ・スマパチという明るい兆しも出ているが、ファン人口が増えていないということは、遊技機のスペックだけではなかなかファンが戻っていない。今年は全機連挙げて一人でも多くのファンがホールに足を運んでもらうべく、約15億円をかけて、ファンに戻っていただく広告宣伝活動を開始していく。一気に良くなるという方法論はいまのところないということで、皆さん方には辛抱に辛抱を重ねている期間が続いていると思いますし、まだこの状況は続くと感じていますが、それが何年も続くとは思っていません。精一杯頑張って、販売業者の業が少しでも良くなるよう確立元年として再スタートを切っていきたい」と述べた。

研修会では委員会報告などが各委員長より報告された。研修会後にはスマートパチスロの取扱に関する実務的な講習会も開催された。

回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)