同友会 南三陸・さんさんのど自慢主催

一般社団法人 日本遊技産業経営者同友会(松田高志代表理事)は9月17日、オーラムにおいて9月理事会を開催(正会員26社37名・賛助会員38社61名)。午後6時15分からの記者会見では、今年の被災地支援の活動報告として「南三陸町・さんさんのど自慢」(9月15日)の主催など、今年の4次にわたるボランティア参加104名規模となったと発表した(会見は、左より金光副代表、松田代表、趙顕洙理事)。

「南三陸町・さんさんのど自慢」」(9月15日)は、南三陸さんさん商店街と同友会が中心となって開催したイベント。同友会は、4年目に入った被災地支援のボランティア参加、そして南三陸町との絆を深めて、昨年の「南三陸で女子プロレス!」(9月13、14日)の協賛に続くもので、今回は主催を担当する。カラオケ大会11組14名、お笑いステージ(ナイツ、ものまね芸人・ゴジーラ久山、声の芸人・大葉由佳)など、地元民や仮設住宅からの参加など、約300名規模で賑わったと報告(特別協賛・日電協、全商協、回胴遊商)。

本年度ボランティア活動では、5月、6月の復興支援ボランティア活動、南三陸・福興市支援(7、8月)で、のべ104名のボランティア参加(のど自慢分7名は主催参加の為、除く)。これにより、平成23年からのボランティア参加は累計866名となった。

新規入会では、正会員・(株)慶尚(山本耕士専務)、賛助会員3社・(株)一広(山上徳夫社長)、(株)パチンコパチスロギャラリー(纐纈聡社長)、ITAヴィデオサービス(株)(東村正樹社長)の新規入会を発表した。

①警察庁風営法関連のパブリックコメント/8月22日公表、9月20日意見締切の周知。
②貯玉・再プレイシステムに関するガイドライン/賛助会員より補足説明。
③回胴式遊技機について警察庁からの指摘事項等について/9月11日に日電協、日工組より説明を受ける。
④RSN通常総会/東京に相談窓口のひとつができる事などの周知。
など、懸案事項を確認した。

自民党の「時代に適した風営法を求める議員連盟」(保岡興治会長)のヒアリング等から、ホール5団体の内、日遊協(7月17日)、全日遊連(7月23日)、PCSA(ヒアリング時提示)、余暇進(同)は基本スタンスが出ている中、同友会の立ち位置について質問。松田代表は「同友会として会員各位の意見を吸い上げ、かつ情報収集を継続している段階。情勢判断としては『風営法の下』やるべき事はまだまだあるという意識が優勢ととらえている。個人的な見解としては、今の政権の第一においている政策の中で推測すると、法制化されれば反対はできないだろう。それに順応していくことが重要と受け止めている。状況をしっかりと見極めていきたい」と、8月の某インタビューでの発言が現状のスタンスと述べていた。