兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合(平山龍一理事長)は5月11日、神戸市中央区の兵庫県災害対策センターにおいて、兵庫県との「災害発生時における施設使用等に関する協定」の締結式に参加し、同組合設立以来初めてとなる公的災害支援協定を締結した。
兵庫県は1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生し、死者・行方不明者6400名超を数える戦後日本における最悪の被害をもたらした震災を経験し、県内のホールも大きな被害を被った。以来、県内において大規模震災は発生してはいないが、2011年3月には世界でも最大規模の震災となった東日本大震災、2016年4月には熊本地震、本年においても4月20日に三陸沖を震源とした地震が発生し、北海道・東北地方の沿岸部に津波警報が発令されるなどしている。兵庫県を含む関西地方においても、今後30年以内の発生が危惧される南海トラフ巨大地震への備えは欠かせない。こうした背景を踏まえ、同組合は兵庫県と「災害発生時における施設使用等に関する協定」を締結することとなった。
県災害対策センターで行われた締結式には、県から池田防災監、唐津危機管理部長らが出席、組合側からは平山理事長以下執行部が出席した。兵庫県の池田防災監は、「この度、兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合の皆さんと災害時に関する協定を締結させていただきました。災害時にホール駐車場を借りて、緊急車両の活用などができればということで、災害時に少しでも地域の現場での防災力強化に繋がればと思っております。これを機に県全体の防災力の強化に繋げていきたい」と述べた。
同組合の平山理事長は、「この度、県との間に初の防災協定を締結し、地域の安全を担う一助となれることに歓びを感じております。我々の業界はこれまでにも地域に根ざした社会貢献に注力してまいりましたが、今回の協定により、有事の際の駐車場の無償提供など、より実効性の高い支援が可能となり、業界のさらなる社会貢献の形となるよう努力していく」と述べた。

