全日遊連 総会後初の理事会開催、依存問題への取組み強化再確認

全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長)は7月19日、午後3時半から第一ホテル東京(都内港区)において7月定例全国理事会(理事52名中50名出席)後の記者会見を開催した。

7月11日、警察庁は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則案」(略・規則改正案)に対する意見の募集(パブリックコメント)が開始された事を受け、問題共有を図った事を報告した。今回のパブリックコメントの草案に対しては、全日遊連として6月30日までに要望した事を報告。記者会見では、パブリックコメントの趣旨を尊重し、各ホール意見の絶好の機会として位置付けたとした。

目下の懸案としては、パチンコ・パチスロ依存問題への取組み強化と見定め、ホール企業からのRSN出向者のローテーション調整、「安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習」の継続した各地区開催施策、普及について、鋭意取り組んでいく事が報告された。

<理事会上程議案>
【決議事項】
1号議案/新理事の所属委員会について(山本淳一理事・旭川を機械対策委員会)
2号議案/暴力団対策特別委員会の委員の承認について(長尾徳光氏・宮城県遊協専務)
【報告事項】
(1)パチンコ・パチスロ依存問題への取組み強化について/安心娯楽通信の創刊、安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会実施報告。
(2)推進機構の定例理事会(6月15日)及び定時社員総会(7月10日)等について
(3)日工組と全日遊連との定期連絡協議会の開催(5月23日)結果について
(4)日電協と全日遊連との定期連絡協議会の開催(6月2日、6月15日)結果について
(5)貯玉補償基金の総会及び理事会の開催(6月2日)結果について
(6)遊技機リサイクル推進委員会の開催(6月5日)結果について
(7)セキュリティー対策委員会の開催(6月29日)結果について
(8)ゴト対策に関する4団体会議の開催(7月11日)結果について
(9)風営適正法施行規則の改正について