全日遊連 来年のファン感謝デー幹事商社の最終選考

全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長)は11月16日、東京・港区の第一ホテル東京において11月度理事会(52理事中・出席48理事)を開催。第27回ファン感謝デーの幹事商社の最終選考があり、そごう西武と高島屋がそれぞれ企画展示を行っていた。

理事会冒頭、阿部理事長は次のように、今年最後の理事会あいさつとした。
【挨拶】(要旨)
(1)三笠宮崇仁親王殿下のご逝去(10月27日)のニュースが流れた。その生前のエピソード(昭和21年)として「初めてのパチンコ、ジャラジャラ一杯出た、友人が石けんに換えてくれて、パチンコのお土産が出来たと大喜びされた」(10月28日読売新聞1面編集手帳より・要旨)という短い記事の中に、古き良き時代、大衆娯楽としてのパチンコが体現されていた。日本でもっともポピュラーな娯楽だったことがうかがわれます。今私たちは、真の大衆娯楽について、改めて再認識したい。
(2)受動喫煙防止対策について。10月厚生労働省が受動喫煙防止強化に向けたたたき台を示した。全日遊連として意見書を提出する方向で検討している。
(3)質問主意書について。4月27日、衆議院(内閣委員会)において、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の問題について質問が出され、国家公安委員会委員長が答弁に立ち、早急な回収撤去の指導監督を言明した。その後、関連して、民進党議員は、10月27日「ぱちんこ遊技機の不正改造問題に関する質問主意書」を提出。そうした経緯を踏まえ、回収対象遊技機の年内撤去に向けて、一層のご指導をお願いしたい。併せて新基準に該当しない回胴式遊技機についても、12月時点の目標達成にも一層の取り組みをお願いしたい。

なお、記者会見は11月17日に予定されており、詳細については後日。