全日遊連 依存対策は業界のみが率先している状況を強調

全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長)は7月11日、第一ホテル東京において、定例理事会を開催(44名出席)。その後、阿部理事長、平川容志副理事長、千原行喜副理事長、太田裕之専務理事が記者会見に臨んだ。

阿部理事長は理事会挨拶において、「パチンコ・パチスロ依存問題への対応について」、「ホールにおける広告宣伝への対応状況について」、「貯玉再プレーの現状について」の審議項目において慎重審議を要請した。

会見質疑においては、「パチンコ・パチスロ依存問題への対応について」のやりとりがあった。2月8日に全国遊技業青年部交流会での都留文科大学早野慎吾教授の講演録、6月23日に開催した大阪遊協総(代)会での同・早野教授の講演会の状況について、強調した。また、6月19日に開催した第11回ギャンブル等依存症対策推進関係者会議の模様についてもやりとりがあった。さらに、パチンコ業界はエビデンスを通して、先入観を払拭して、大衆娯楽の取組みを発言していると、今一度強調する会見だった。

【決議案件】
①参与の補充選任の承認について
②新理事・参事等の所属委員会について
③暴力団対策特別委員会の委員の補充選任の承認について
【報告事項】
①パチンコ・パチスロ依存問題への対応について
②ホールにおける広告宣伝への対応状況について
③推進機構の定例理事会及び定時社員総会の開催結果について
④中古機流通協議会の開催結果について

全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)