全日遊連 「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機の撤去について」は日工組からの連絡待ち

全日本遊技事業協同組合連合会(阿部泰久理事長)は11月18日、午後1時から第一ホテル東京(都内港区)において11月定例全国理事会を開催。理事会後の記者会見は、定刻より約20分遅れて始まった。

報告・説明事項の(1)「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機の撤去について」(要請)では、11月6日行政より撤去方への要請を受けたもの。理事会では、撤去の趣旨説明、全日遊連のとるべき課題について協議した。当面「日工組からの連絡待ち」という状況とした。「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」について、寝耳に水の状況として、11月17日全日遊連執行部会に日工組執行部から経緯説明を求めたという。

阿部理事長は「当面、12月1日に日工組との定期連絡協議会を開催する予定となっている。リストならびに撤去スケジュールといったものを提示してもらわなければ、対応について前に進めない」と日工組からの連絡待ちと繰り返した。「業界の健全化について協力し合っていかなければならない時」と可及的速やかな対応に備えたいとした。

(2)高射幸性遊技機への対応について・・・9月30日の合意書・申合せの締結に伴い、各メーカーから下取り金額等の提示を受け、その概略を報告。具体的な対応は、各店舗で当該メーカーに要問合せ確認。

なお決議事項において 、平成28年に開催する第26回全国パチンコ・パチスロファン感謝デーの最終選考(投票)は、そごう・西武を幹事商社に選定した。

写真、阿部理事長以下、全執行部が記者会見に臨んだ