全国IR誘致団体協議会 「第10回日本IR創設サミット in 泉佐野KIXりんくう」開催

全国IR誘致団体協議会及び、泉佐野りんくう国際観光振興協議会、公益財団法人 泉佐野青年会議所は共同で10月30日、大阪府泉佐野市のスターゲイトホテル関西エアポートにおいて「第10回日本IR創設サミット in 泉佐野KIXりんくう」を開催した。日本IR創設サミットはIRを一般の人に理解してもらう事を目的に、全国IR誘致団体協議会が中心となって年に一度開催しているサミット。今回はその10回目となり、会場には約330名が訪れた。

サミットは「泉佐野プレゼンテーション」、「IRカンファレンス」の2部構成で進行。「泉佐野プレゼンテーション」では泉佐野りんくう国際観光振興協議会の宮本勝浩会長と、近畿大学の高橋一夫教授が泉佐野地域にIRを創るメリットなどを紹介した。その中で高橋教授は、外国人観光客の多くが使用する関西空港に最も近く、奈良や神戸、京都へのアクセスもしやすい事を考えると、これ以上にない立地であると見解を述べた。

「IRカンファレンス」では議員や専門家らによる3テーマのパネルディスカッションや、デービット・アトキンソン氏による基調講演、カジノオペレーターによるプレゼンテーションなどを実施。中でも、「IR推進法案の現況と展望」と題して行われたパネルディスカッションでは、岩尾毅議員をはじめとする4名の議員がパネラーを務め、IR推進法案の今後について解説。議員らは参加者に対してIRに対する正しい理解を求めると共に、次回の国会においてIR推進法案を成立できるように努めて行きたいと話した。