全商協 RSN支援室、8月から3ヵ月で75件

日本遊技機工業組合(金沢全求理事長)ならびに全国遊技機商業協同組合連合会(中村昌勇会長)がぱちんこ依存(のめり込み)問題への対応のため、連携して設置したリカバリーサポート・ネットワーク支援室、8月3日のサービス開始より3ヵ月(8月〜10月)の相談件数は75件となった。

同支援室は、全商協事務所内に新設され11月13日業界誌に公開された。公開際して、中村会長が「安心娯楽宣言」として、依存相談をスムーズにRSNへつなげるべく、対応の一助となっていることを説明した。

これにより相談者が電話をかけた際「『のめり込み相談』は(1)を、『それ以外の内容』は(2)を」とガイダンスされ、(2)を押すとRSN支援室につながる。この対応に加え、「ぱちんこ依存は、ひとりで悩まず、お電話を」とRSNの電話番号をプリントした啓蒙ポケットティッシュを全国規模で配布を予定していることも発表。全商協傘下の8組合が共同して実施していくもので、11月17日〜19日の第1弾として関西遊商からスタートし、近畿地区2府4県約1900店舗(各店500個)を配布する。

のめり込み問題への啓蒙・啓発の取り組みとして、中村会長は理解と協力を呼びかけた。

のめり込み以外について、パチンコに関する質問や苦言、要望など相談者の相談について支援室では柔軟に対応している

中村会長は「『間違い・無言』が減少したようです」と相談対応の人員確保にも気を配っていた

RSN相談先の電話番号をプリントしたポケットティッシュ