ヤーマ/ベルコ 「ジャックポット」発表

(株)ヤーマ(本社/東京都台東区)は11月19日、新機種「ジャックポット」の発表に伴い、本社ショールームにてプレス発表会を開催した。

冒頭、主催者を代表して挨拶に立った徳山誠祐社長は、パチスロ市場の現況について、ART機が飽和状態にあり上昇するコイン単価がファンの疲弊を招いていると分析。ホールも様々な機種を大量導入することで経費がかさみ経営を圧迫しているのではと指摘した後、Aタイプのメリットとして、ファンが気軽に遊べ、長期稼動させやすいカテゴリなのでホールの入替も軽減できると語った。そして「本機は長期稼動を見込み、初心者・年配にも分かりやすいコンセプトで開発しました。Aタイプの起爆剤になれば」とAタイプとなる本機の魅力をアピールした後、販売に関して業務提携しているベルコ販売が総発売元を務める旨を伝えた。

発表会では総発売元となる(株)ベルコ販売(本社/大阪市天王寺区)の国本籍雄社長が本機の販売及びヤーマとの業務提携に関し「以前発表させて頂きましたヤーマとの業務提携内容は開発業務・資材購入・販売の提供等です。これまで提携の効果を発揮する時間がありませんでしたが、ようやく実行に辿りつけました。徳山社長からこれから需要が増えるだろうAタイプ市場を狙っていきたいというお話しをお伺いしまして、2メーカーが協力し、ベルコではART機を、ヤーマではAタイプ機を中心に展開していきたいと考えております」と所感を述べ、2メーカーでの協力体制は様々な方法での開発・販売ができる武器となりますと語った。

本機は2種類のボーナス(BIG純増312枚・REG純増104枚)を搭載した完全告知のAタイプ機。誰でも気軽に楽しめるシンプルな設計が魅力で、ボーナス告知にあたっては、リール右下のセグが揃えば([7]=BIG、[3]=REG、[5]=BIGorREG)確定という分かりやすい仕様となっている。

シンプルながらも奥深さを秘めている本機。ジャックポット伝統の中段リプレイテンパイハズレやボーナスの一直線、中段チェリーなど、セグでの告知前にボーナスを察知できるゲーム性も多種用意されており、突き詰めれば詰めるほどハマっていく魅力を持っている。特に同時抽選においてリプレイはキー小役となっており、リプレイの連続がボーナス期待度を高めたり、リプレイ次ゲームのレバーオンで右リールがリムーブすればボーナス確定となるなど、波の様に押し寄せるチャンスがプレイヤープレイヤーに飽きさせない遊技を提供する。