メダル工業会 第27回通常総会開催

遊技場メダル自動補給装置工業会(大泉政治理事長)は11月17日、東京・港区の第一ホテル東京において第27回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で大泉政治理事長の再選が決定した。

はじめに総会成立報告がなされ、会員12社中12社出席(2社委任状代理出席)で総会は成立。挨拶に立った大泉理事長は、「大変な話題となったアメリカ大統領選でしたが、結果は大方の予想に反してトランプ氏が大統領となります。経済も予想外の動きをしていますが、日本の景気は厳しい。更に我々の遊技業界は不透明というよりも先が読めない状況です。メダル工業会も去年の総会において、来年は悪いだろうと予算も前年比マイナス15%で計画しましたが、結果的には予測通りになってしまいました。器具の販売台数が24万1千個と前年対比マイナス15.7%。売上も12%のマイナスでした。来期もマイナス予測で考えておりますが、予測通りだと2期連続なので非常に厳しい状況になります。幸い会員各位のご努力によって、メダル補給装置の普及率が向上しておりますので、何とか黒字は維持出来ると思っております。我々はこれからも器具の普及・開発に努めて参りたい」と語り、来年は良い年となればとした。

続いて、須田泰彦氏((株)メイセイ)を議長に議案審議に移り、第6号議案「任期満了に伴う役員選任承認の件」では、吉村副理事長を選考委員長とする選考委員による指名推薦によって、理事・監事全員の再任が承認。理事会によって大泉理事長の13選が決定した。再任の挨拶に立った大泉理事長は、「この会は会員がそれほど多くないので、理事も変化なくきております。業界が大変な時でありますので、会員一丸となって頑張っていきたい」と語った。

【新役員】(敬称略)
理事長/大泉政治
副理事長/須田泰彦・吉村泰彦
監事/樋口貞男・河方洋