ヒューテック CIS経営指針夏期セミナー開催

ヒューテック(株)(本社/名古屋市千種区)は7月26日、東京国際フォーラムにおいて、2012年CIS経営指針夏期セミナーを開催した。

第1部「顧客動向と遊技動向の変化を読む〜パチンコ市場の2012年上半期の傾向から下半期を考える〜」を、同社顧客情報支援部の福田耕太郎部長が担当。パチンコ・スロットの回遊状況、セブン機、スロット、低貸玉営業など2012年上半期でCISに基づく動向を分析、下半期に向けポイントを語った。第2部「新内規機種登場によりセブン機は快方に向かうか?さらに2極化が進行するか?〜勝ち率管理の重要性を知り、2極化したユーザーを5層化へと導くホールが生き残る〜」について、顧客情報ネットワーク事業部の三輪勝治常務が、新内規登場による今後の方向性を解説。第3部「問題解決型ホール運営のススメ〜施策(打ち手)中心型からの脱皮〜」のテーマを設けて、人が育つ問題解決型のホール運営をそれぞれのパターンごとに詳説した。

その中、印象的だったのは、遊技客への安心感・期待感というものをどう作り出せるのかという点。遊技客の不安率を低減させることはもちろんだが、遊技客の勝ち率に着目した営業施策について踏み込んだ内容だった。また、今回、サンシャイン栄店の協力の元、京楽遊技機の先行導入データを基に、その安心感・期待感の店舗運営の具体的な分析が可能になったことから、そのデータ内容には高い関心を集めていた。