パチンコビレッジ 3社合同セミナーを大阪で開催

(株)パチンコビレッジ(本社/東京都台東区)は9月20日より全国の4会場にて、(株)ジョイコシステムズ、(株)フリークアウトと協力して「3社合同フロンティアセミナー」を開催。大阪では9月30日、大阪市内のAP大阪淀屋橋にて行われ、ホール関係者を中心に約150名が参加した。

セミナーは暗い話題が多い昨今の業界に追い風を吹かせ、業界の活性化を図って行く為の情報やノウハウを提供する事を目的に実施。ジョイコシステムズの石橋保彦代表取締役会長、パチンコビレッジの村岡裕之代表取締役、フリークアウトの岡村和広氏の3名を講師に3部構成で行い、業界の過去や現在についての解説、新たなマーケティングツールの紹介、新機種情報などを伝えた。

石橋会長が講師を務めた第1部「パチンコ進化論」では、パチンコホールが初めて許可営業を取得した86年前から、現在に至るまでの歴史を振り返った。石橋会長は「これまでに業界は75年前の太平洋戦争をはじめ、65年前の連発式遊技機の禁止、スペースインベーダーのブームなど、様々な壁にぶつかってきました。しかし、チューリップや羽根物機の登場など、その時代に合わせた戦略でこれらを乗り越えてきました。厳しい状況下にある現在の業界で生き残る為には、これまでと同様に環境の変化に柔軟に対応して行く事が重要ではないでしょうか」と語った。

続く、第2部「商圏分析ツール『PS-CIM』のご提案」では岡村和広氏が、パチンコホール向けの新たなマーケティングツール『PS-CIM』を紹介した。これはスマートフォン(スマホ)の位置情報を利用して、様々な顧客分析が行えるシステム。スマホを持つ人の現在位置をリアルタイムで知る事ができる同システムを活用すれば、自店や他店の来店者数、近隣店舗への回遊状況などを簡単に分析する事が可能だ。現在、全国500万人の位置情報が取得できており、来年3月には約2000万人にまで増える見込みだ。