ダイナム 働き方改革で非正規社員を正社員へ転換

(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は、2018年4月に人事制度を改定し、非正規雇用の勤務地限定社員約700名を正社員へ転換することを決定した。

少子高齢化の進行による労働力人口の減少が見込まれる中、安定した雇用を実現し生産性を高めるために非正規社員の正社員化による処遇改善をはじめ、勤務地限定、職務限定、勤務時間限定などの「多様な正社員」への転換を推し進める必要性が高まっている。同社はこれまで、勤務地を限定した社員は非正規雇用の勤務地限定社員として採用し、役割の見直しと併せて段階的に処遇の改善を図ってきた。このたび、勤務地限定社員の更なる活躍を期待し、安心して働くことができるよう正社員へ転換することを決定した。

同社は、「人材の力」こそが、継続的に発展していく上での最大の資本であり、競争優位の源泉であるという考えのもと、従業員が人材としての力を十分に発揮できるよう『多様な人材が活躍できる企業風土づくり』『人材育成を通じた人材力の強化』『働きやすい職場環境づくり』に取り組んでいる。今後も、従業員が活き活きと働くことができる環境の整備を行うとともに、従業員と一緒に成長する企業を目指していくとしている。

○非正規雇用の勤務地限定社員を正社員へ転換
対象/勤務地限定社員(社内で一定の基準を満たす約700名)
時期/2018年6月1日付け