ダイナム シャドーIT対策を強化、全従業員を対象にビジネス用チャットツール「WowTalk」を導入

(株)ダイナム(本社/東京都荒川区)は、シャドーIT対策の一環として、ワウテック(株)(東京都中央区・瀬沼悠代表取締役)が提供するビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」を全従業員対象に導入した。

近年、利便性の高いITツールが次々と登場する中で、企業側が許可していない個人所有のスマートフォンやパソコン、あるいは個人で契約しているウェブサービスなどを用いて業務を行う「シャドーIT」が問題となっている。このシャドーITは、業務情報の漏洩やウィルス感染など、様々なトラブルを発生させるセキュリティリスクを抱えており、同社では、会社非公認のウェブサービスを業務利用禁止にするだけでは問題の根本解決には繋がらないと考え、利便性とセキュリティの高い代替コミュニケーションツールの導入を検討してきた。

このたび、全社に導入した「WowTalk」は、セキュリティの高い環境下で社員間チャットや無料通話、社内SNS機能などが利用可能であり、シャドーITの抑制に有効な対策であると認識。また、場所に制限されることなく全従業員が利用できるという面においては、在宅勤務やテレワークなど、多様な働き方を促進し、スムーズな社内コミュニケーションによる業務効率の向上にも繋がると考えており、アルバイト社員含む全従業員が個人端末から利用できる環境を構築した。

現在、グループ会社を含む約11,800名にアカウントを付与しており、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、外出自粛要請がより厳格に求められる中では、さらに有効に活用していけるものと期待している。今後もIT環境の整備、人材の教育、運用制度の整備などあらゆる観点から、大切な情報資産を守り、ITを活用したコミュニケーションの促進と効率的な働き方を実現していくとしている。