サンセイR&D 東京国際映画祭「牙狼神ノ牙-KAMINOKIBA-」上映会

(株)サンセイアールアンドディ(本社/名古屋市中区)が特別協力する劇場版「牙狼神ノ牙-KAMINOKIBA-」(2018年1月6日公開)は10月30日、EXシアター(東京都港区)において東京国際映画祭「特別招待作品」としてワールドプレミア上映された。上映会後、雨宮慶太総監督、主演の栗山航氏、池田純矢氏、青木玄徳氏、井上正大氏が舞台挨拶に登場した。

『牙狼<GARO>』道外流牙シリーズ最新作として製作された「牙狼神ノ牙-KAMINOKIBA-」は、第30回東京国際映画祭の「特別招待作品」として出品され、10月25日の映画祭レッドカーペットでは、雨宮監督、牙狼のキャラクター及び素体ホラー総勢10名のキャストが劇中衣装で登場し脚光を集めたばかり。

上映会後の舞台挨拶において、雨宮総監督は世界最速上映に来場した観客一人ひとりに感謝を述べると共に「“GOLDSTORM-翔”の横山監督から流牙シリーズの世界観を引き継ぐ形でしたが、ずっと哀空吏と猛竜を出したいという気持ちがあったので、すごく嬉しいです」と本作への思いを明かした。

タキシードでビシっと決めた栗山氏(主人公・道外流牙役)は、「牙狼という作品で東京国際映画祭に参加できて、レッドカーペットを歩けるなんて、役者として本当に幸せです。僕がやって来た牙狼の深さというか歴史を感じる事のできる神ノ牙になったなと思います」と本作への自信を覗かせた。池田氏(蛇崩猛竜)は、茶目っ気たっぷりに英語で挨拶をするなど会場を大いに盛り上げ、「家族みたいなスタッフと当時のメンバーで作品を作れた事が本当に嬉しかったです」と牙狼シリーズに戻ってきた事の喜びを爆発させた。楠神哀空吏を演じた青木氏は、「色々と危険なアクションもありましたが、その頑張った結果をこうやって皆さんに観ていただけてよかったなと思います」と撮影現場を振り返った。前作から復活を遂げ、ジンガ役として出演する事になった井上氏は、「魂を込めて作った作品なので、こうしてまた牙狼チームとお仕事できる事、嬉しかったです。前作と違うところでいうと、ジンガの衣装がとても変わっていて、スカートみたいなんですけど、蹴りを見せる時にちょっと苦労しました」と実際に動作を交えながら語った。

フォトセッションの際には、「黄金騎士ガロ翔」も登場し、観客は歓喜と温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『牙狼神ノ牙-KAMINOKIBA-』は2018年1月6日(土)より新宿バルト9ほか全国にてロードショー予定。

(C)2017「神ノ牙」雨宮慶太/東北新社