サンセイR&D 新作アニメーション「牙狼‐VANISHING LINE-」放送直前上映イベント

(株)サンセイアールアンドディ(本社/名古屋市中区)が特別協力する新作アニメーション「牙狼<GARO>‐VANISHING LINE-」は、10月6日よりテレビ東京ほかにて放送が始まる。この放送スタートを記念し9月29日、新宿バルト9において、放送直前上映イベントを開催した。上映後は、大のアニメファンを自認し、声優でもある柳原哲也氏(お笑いコンビ「アメリカザリガニ」)の司会のもと、魔戒騎士・ソード役の声を務める関智一氏、魔戒法師・ルーク役の島崎信長氏、そして朴性厚監督が舞台あいさつに登場した。10月6日の放送開始を前に、第1・2話をいち早く上映。会場には大勢の「牙狼<GARO>」ファンが来場した。

今回、関氏が演じるのは魔戒騎士・ソード。「僕はアニメ版『牙狼<GARO>』の第1作から関わらせていただいているんですが、最初はホラーの役で、第2作では悪者の親分の役だった。3作目にしてようやく牙狼<GARO>になりました。出世しましたよね」としみじみ切り出した関は、「『牙狼<GARO>』ってスタイリッシュな作品ですが、情に厚いところがあって。キャストが劇団化しているから、結束が固いんです。内容は殺伐としていますけど、現場はあったかい感じで進んでいます」とコメント。魔戒法師・ルーク役の島崎氏は本作が初参加。「このたび『劇団牙狼<GARO>』に入らせていただきました。第1話・第2話と観ましたけど、めちゃくちゃカッコよくて。絵がきれいでしたね。ソードが豪快な分、僕が演じるルークは対をなすキャラクターになっています。ルークはクールなんです。彼はガンガン戦うタイプではないけど、なんだかんだでソードが暴れた後の事後処理をしてサポートをしているんです」と役柄を解説。

二人のほかにも、釘宮理恵さん、小清水亜美さんなど豪華声優陣が集結する本作。朴監督は、アフレコで気に入った声優の芝居があると、その芝居に合わせて絵を改めて修正するほどに、声優の芝居に入り込んで作っているという。朴監督は、「それくらい今回のメンバーが素晴らしいんですよ」と称賛。それに合わせて関氏は、「すごい監督と、すごい声優と、すごい司会。そしてすごい会社(MAPPA)がすごいアニメーションを作っていて。そしてなんといっても皆さんがすごいお客さんですからね!」と付け加え、会場を大いに盛り上げた。島崎氏は、「この作品は台本を読んだ時点で面白かったけど、出来上がった作品は想像を超えてカッコよくて。今も順調にアフレコが進んでいますが、本当に熱くてカッコいいシーンが多い。オンエアが楽しみです」とPR。関氏も、「朴監督は、特にアクションシーンの演出が得意な監督なんですが、濃密なアクションが詰まっています。夜遅い時間ですが、目が覚めるようなアクションを楽しめると思います」とコメント。朴監督も、「制作会社の社長から、もうこれで引退するんじゃないですか、と言われるくらいに、僕がやりたい事を詰め込んでいます。アクションだけでなく、人間ドラマなど色んなジャンルの物語が詰まっていますので、ぜひ最後まで観ていただければと思います」とイベントを締めくくった。

「牙狼‐VANISHING LINE-」
原作:雨宮慶太 監督:朴性厚 シリーズ構成:吉村清子 キャラクター原案:岡崎能士 キャラクターデザイン・総作画監督:岸友洋
音楽:MONACA OP主題歌:「EMG」JAM Project ED主題歌:「ソフィア」奥井雅美
キャスト:関智一 釘宮理恵 島崎信長 小清水亜美 / 浪川大輔 朴璐美 堀内賢雄 / 影山ヒロノブ
特別協力:サンセイアールアンドディ 制作:MAPPA 製作:東北新社

【放送局・放送時間】テレビ東京・毎週金曜日深夜1:23〜、テレビ大阪・毎週金曜日 深夜 2:10〜、テレビ愛知・毎週金曜日 深夜 2:05〜、テレビ北海道・毎週金曜日 深夜 1:23〜、テレビせとうち・毎週金曜日 深夜 1:53〜、TVQ九州放送・毎週土曜日 深夜 1:55〜、スターチャンネル・10月10日から毎週火曜 20:15〜、ファミリー劇場・10月15日から毎週日曜日 23:50〜。

(C)2017「VANISHING LINE」雨宮慶太/東北新社

左から朴監督、関氏、島崎氏