カジノ 参加者倍増!「IR*ゲーミング学会11回大会」開催

IR*ゲーミング学会(谷岡一郎会長)は2月25日、第一ホテル東京において、第11回学術大会・総会を開催した。昨年の倍以上の400名余が参加した。世界各国のIRカジノ運営企業6社がそれぞれに日本のIRのあるべき姿についてプレゼン。引き続き、IR議連から細田博之会長(IR議連)をはじめとする執行部3議員が法案含め、今後の取り組みについてディスカッションした。

細田会長は、「予算案等、優先される法案は4月中で終わり、おそらく4月下旬からIR推進法案の審議が始まるだろう。会期末までに成立するスケジュール」と予定を示した。「よっぽどのことがない限り通る」と小沢鋭仁副会長(IR議連)。岩屋毅幹事長(IR議連)は、「推進法が成立し、引き続き実施法に際しIR議連の使命は、政府の取り組みを促していきたい」と良好な世論形成含め、継続した役割を示した。

学会の報告では、「(仮称)IR推進協議会」の発足が紹介。2月5日の準備委員会では、寺島実郎議長(日本総合研究所理事長)など、9名の発起人、オブザーバー35都道府県、19政令指定都市、9団体の出席状況を伝えた。

大会は、宇宙流の愛称で知られる囲碁のプロ棋士・武宮正樹九段(日本棋院棋士)のゲーミング部会の学術講演でスタート。IR部会は、松井一郎知事(大阪府)、高橋はるみ知事(北海道)のビデオメッセージを通して、来るべきIR実現への意欲が伝えられた。

大会後の懇親会では、西村康稔議員(内閣府副大臣)、茂木敏充議員(経済産業大臣)ら、国会議員が次々と祝辞。「国際観光産業としてのカジノを考える議員連盟」初代会長(平成14年12月発足)をつとめた野田聖子議員(自由民主党総務会長)からも、日の目が近いと、IR実現にさらなる連携強化を呼びかけた。

昨年の倍となるおよそ400名が参加

細田会長

松井知事からのメッセージも

懇親会の様子